PC デジタル機器

VAIO type P をiPhoneで動かす

VAIO type Pですが、なんとか環境構築ができてきました。

やはり画面が小さい割に高解像度なので、文字が小さい小さい。まずはこれを大きくすることからスタートです。

そのあと、デスクトップでも使っているファイラーやエディタなどを入れ、デフォルトブラウザをFirefoxにして、必要なアドインを組み入れて、使い勝手が向上しました。

キーボードは適度な大きさがあるので、操作しやすいです。ネットブックの類は、ちょっとキーが小さいものが多く、あまり魅力を感じていなかったのですが、これなら外でも快適に使えそうです。

マウスがわりについているスティックポインタも、思ったよりは使いづらくなく、目的のところにスーッと移動し、小さなチェックボックスでもきちんと止めることができます。

でもやはりマウスにはかないません。同時にBlueToothマウスも購入していますが、今回はそれを使わず、iPhoneをマウスがわりに使うソフトをご紹介します。

ちなみに私が調べたところでは、このような目的のアプリは二つ。

iTapとWiFi TouchPadです。調べればもっとあるのかも知れませんが、この二つを比べてみました。

両方とも有料ソフトなのですが、そんなに高いものではないので、両方とも飼って使いやすい方を残すというのでもいいかも知れません。

両者ともWindowsとMacに対応しているようですが、Macではまだ試していません。iPhone上に置くアプリ以外に、Windows側でiPhoneの信号を受け取るためのソフトをインストールする必要があります。当然そちらは無料です。

まずはiTap。

MailScreenSnapz001.jpg

こちらを起動すると、こんな画面が出てきます。

IMG_0006.jpg

通常は下の"Manually ...."には何も入れる必要はなく、同じサブネット内にあるレシーバソフトを組み込んだPCを自動的に検出します。

このPADをタップすると、Macbookのパッドと同じような画面が出てきます。

IMG_0005.jpg

最初は上の画像のとおり、操作方法を示す絵が出ていますが、だんだんフェードアウトしていきます。線の下がクリックボタンで上が操作する場所というイメージですが、上で操作していて軽くタップすれば、クリックしたのと同じようになるのはMacbookと同じです。

文字を入力したい場合は、うっすら表示されている "Chooser" をちょっと長めにタッチします。すると、最初の画面に戻るので "Keyboard" をタッチします。(上の図では3本指で下に動かす動作をしてもキーボードが出るようになっていますが、試すのを忘れました)

これで画面が、こうなります。

IMG_0007.jpg

これで文字入力ができるわけでrす。

次のアプリはWiFi TouchPad。

MailScreenSnapz002.jpg

これを起動すると、やはりレシーバソフトを入れているPCを自動的に探してきて、こんな画面を表示します。

IMG_0002.jpg

見てのとおり、上4/5くらいがパッド。左右にマウスボタンが配置されています。

真ん中下にあるボタン。これなんだと思いますか?虫眼鏡のアイコンというと、「サーチ」という場合がよくありますが、この場合はホントに虫眼鏡です。

このボタンをタップすると、WindowsPC上の一部が拡大表示されます。もともと文字が小さい、高精細度の画面を持つ type P にはちょっとうれしい機能かも知れません。

右上にあるボタンのうち、左側がキーボード。いきなり横画面になってしまいます。

IMG_0003.jpg

目一杯に画面を活用しているので、ちょっと触れる位置がずれると、となりの文字が表示されてしまいます。

しかも配列がUSキーボードなのに、なぜかShift+2を押しても @ が出ず、 " が表示されてしまいます。

iPhoneのその時点でのデフォルトキーボードが日本語になっているとまずいのかと思い、いったんメール画面に移動し、表示されるキーボードを英語に変えてみましたが、変化なし。これは要調査です。でも上に書いたように、触れる位置の判定が厳しめなので、あんまり使わないかも。

最初の画面に戻って、右上のボタンの右側をタップすると、こんな感じになります。

IMG_0004.jpg

こちらの方がiPhoneの標準キーボードが使えるので、使いやすいです。縦画面だし。

真ん中にボタンが並んでいますが、いちばん右をタップすると、WindowsPC上にテキストが流し込まれます。

実際にtype Pで使ってみた感じでは、パッドの反応はiTapの方がいいように感じます。

文字入力機能はどちらも持っていますが、type Pではもともとキーボード自体が使いやすいので、わざわざiPhone経由でテキスト入力する場面はそうはないと思います。

ではPadの感触からiTapを残したかというと、実はWiFi TouchPadの方を残していたりします。

というのも、やはり虫眼鏡機能。type pでなければあまり関係ないのかも知れませんが、文字が小さいので使いたくなる場面はあるかも知れません。

ただし、両者ともアドホックには対応していません。

なので、無線LANがないところでは使えません。

意味ねぇ、という感じもしますが、いずれ対応してくれることを願っています。

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