iPnone4用のSRS iWOW 3D Adapterが出たので、さっそく試してみました。
実はiPnoneにはアプリが大量にインストールされており、
こういう状態なので、試すことのできる音源は限られているのですが...。
実はiTunesでもiWOWのプラグインを入れており、プラグインのあり無しによる音の違いは十分体験しています。
このプラグインをハードウェア化したものということで、大変楽しみにしていた商品です。
さっそく試してみました。
聞いたのは次の3枚。
Chris Botti の Chris Botti In Boston
イヤフォンはこちらを使用。
イヤフォンとしての性能は十分すぎますが、これがどんな風に聞こえるのでしょう。
まずは、Lady GAGAのThe Edge of Glory。
素で聞いても、出だしのスローな部分からサビも含め、なめらかな音質です。聞いていて安心できる音という印象です。
これがiWOWを通すと、まず音量が大きくなります。そして低音がズシンズシン響き渡り、音全体が広がりを持って聞こえてきます。迫力のある音で、iWOWのこうかを一時的に解除(ボタンを押すだけ)すると、元の音がすごく平坦に聞こえます。
ただし、音質的にはどちらがいいのか微妙なところですが、iWOWを通すと明らかにドンシャリ系の音になります。
Judasなどを聞くと、本当に低音が響き、すごい迫力です。
CapsulのWORLD OF FANTASYでは、最初の部分が音が3次元に飛び跳ねているような印象で、なかなか楽しめます。
こうした、どちらかといえば派手な音作りのものは迫力が増し、音の広がりも増すので、iWOW向きといえるかもしれません。
代わって、Chris Botti In Bostonはライブ音源です。
特に気に入っているCinema Paradiso (feat. Yo-Yo Ma)ですが、やはり音の広がりは増します。2次元だったものが3次元に代わったような感じです。
ただし、ホールでの収録ということもあり、サーというホワイトノイズのような音まで増幅されてしまい、ちょっと興ざめだったりもします。ライブ感は増しているんですけどね。観客の拍手なども、ホール全体に響いている感じです。
もう少しちゃんとしたヘッドフォンアンプをつなぐとまた違った印象になるのでしょうが、このくらいの価格で音の迫力や広がりを増してくれるのはたいしたものだと思います。
音源を選んで使い分ける、というのがいいのかもしれません。
ちなみに、今回使用したイヤフォンの10viですが、イヤフォンジャックに指すと手元のリモコンで曲を停止、再開、次の曲、前の曲と操作できるのですが、iWOWに接続するとリモコン機能は失われます。これは仕方ないですね。
私が購入したときは、Amazonで1ヶ月待ち状態でしたので、下記から購入しました。
今はAmazonにも在庫があるようですね。
iPnoneも機器次第で音が大きく変わることを実感できたので、他のヘッドフォンアンプも試してみたい気もしますが、とりあえずこいつを使い続けてみようと思います。