私が普段巡回しているサイトはだいたい300カ所くらいなのですが、とても毎日すべてを見きることはできません。
RSSリーダーを使って、おもしろそうな記事だけをピックアップして見るようにしていますが、それでも時間が足りません。
ただし、RSSリーダーとしてReederを使うようになってからは、かなり効率的にサイトを巡回することができるようになっています。
Reederの基本画面はこんな感じ。
左から、サイト、記事タイトル、記事内容の3ペインに分かれています。
言い忘れていましたが、基本はGoogle Readerです。Google Readerに登録してあるサイトを、登録してあるグループごとに表示してくれます。
以前はNetNewsWireというRSSリーダーを使っていましたが、そのアプリもGoogle Readerをベースにしています。そのアプリだと、自分の好きなようにサイトを並び替えることができるので、比較的よく見るサイトをグループの最初の方にまとめておくことができました。
Reederはサイトはアルファベット順(文字コード順)に並びます。最初はNetNewsWireのように自由に並べ替えできたら、と思っていましたが、今はこれで慣れてしまったので、特に必要な機能だとは考えていません。
読み方は簡単で、見たいサイトを選択したら、あとはスペースバーをたたいていくだけ。
これでどんどん未読を消化できます。もちろん上のようにニュースサイトの場合、気になるニュースだけをクリックして読むようにはしています。
朝日新聞のサイトの場合、記事内容のペインには記事タイトルしか表示されません。また他のサイトでもサマリーだけ表示されたり、「続きを読む」ボタンまでしか表示されていないことがあります。
そんなときは、Vキー(ViewのV)を押すと、記事内容全体を読むことができます。Bキー(BrowserのB)を押すと、ブラウザで内容を読むことができます。
記事内容が一画面に収まりきらない場合も、そのままスペースバーをたたいて読み進め、最後まで来たところでスペースバーをたたくと次の記事に移ります。画面を見て、すぐ次の記事に移動したい場合、Jキーを押します。前の記事を読み直したいときはKキーです。この辺の操作キーはViに似ているので覚えやすいです。
そのサイトの記事全体を既読にしたい場合は、Aキー(AllのA)だけでOKです。
まだ未読がある場合でも、次のサイトに移りたいときは、Nキー。前のサイトに移りたいときはPキー。この辺はの操作はemacsに似ているのでやはり覚えやすいです。
記事にマークをつけておきたいときは、Sキー(StarのS)。
これらのキー操作を覚えるだけで、楽に巡回できるわけです。
InstapaperやPinboardなどのソーシャルブックマークやあとで読む系のサービスにも多数対応しています。私が使っているのはこの二つだけですが。記事を読んでいて、あとで読みたいときは記事の上を左にスワイプ。これでInstapaperに記事を登録。右にスワイプすればPinboardに登録できるよう、ジェスチャーを登録しています。
Reederはベータ版の頃から使っていますが、初めて使ったその日からNetNewsWireから乗り換えてしまいました。
画面デザインも落ち着いた配色で、操作性もいい。
Mac App Storeに並んだ日に即買いです。
決して高くないので、ぜひ使ってみることをおすすめします。