昨日に続き、Bragi社のDashについてです。
昨日は、開封して充電するところまでしたが、今日はiPhoneとペアリングして、実際に使ってみました。
充電ケースから取り出し、まずは自分の耳にあったピースを取り付けるところから。
出荷時にはXSサイズのピースが付いていますが、当然これでは小さい。
今ままでの経験から、とりあえずMサイズを取り付けてみました。
この写真の下にある本体にXSが付いていますが、これを上のMサイズに交換します。
見てお分かりの通り、本体を覆うような作りになっています。
結果としては、Mサイズでフィットしているような、していないような微妙な感じ。
かといって、Lサイズにも変更してみましたが、感覚はそれほど変わりません。
今まで色々な製品を試した経験から、自分の耳にフィットする製品は少ないこと、コンプライがあればなんとかしのげることがわかっていたのですが、今回も似たようなものです。
落ちそうな気はしないけれど、ちゃんと耳に収まっている感じはしない。もしかしたら音量を上げると、音漏れしているかも。
と言う状態です。
事実、EARINと比較して、Dashは本体のボリュームを少し大きめにしないと、明らかに音量が小さいです。
タッチ操作で音量の上げ下げは行えますが、もともと母艦で設定している以上には上げることができません。
で、実際に聞いてみた音質はというと、はっきり言ってEARINの方がしっかりと鳴っている印象です。
Dashの音はとにかく軽い感じ。薄っぺらな印象です。
ただし、EARINと違い音量の上げ下げのほか、演奏のストップ再開もタッチで行えます。
次の曲に飛ばすこともできます。
音楽の演奏に関しては、右側のユニットが対応します。
では左側のユニットは何をしているかといえば、主にアクティビティの記録関連に使われます。
Dashを装着したままで、外部の音をマイクで拾う操作も左側にユニットで行います。
アクティビティとは言っても、今日試した感じではランニングのみの対応で、他のものについては今後の対応待ちとなるようです。
防水性能もあるとのことで、水泳中もつけていることが可能とのこと。
さすがに水泳中に利用する人はいないとは思いますが。
早速本体のファームウェアアップデートがありました。
アップデートのやり方は、サイトの説明を読まないとわからなかったのですが、充電ケースをそのままMacに接奥します。
すると、昨日書いた通りこの本体にはわずかながら内蔵ストレージを持っています。
そのため、「Dash」というドライブがマウントされます。
この「Dash」ドライブ内に、アップデータファイルが置かれている場所のリンクファイルが上の画面のように表示されます。
このファイルをダブルクリックして表示されたサイトから、アップデータをダウンロードします。
そのファイルをこの「Dash」ドライブにコピーするのみ。
あとはきちんとアンマウントしたのち、USBケーブルを抜くと、それがトリガとなってアップデートが始まります。
いつもそうかはわかりませんが、今回のアップデートは「2時間以上かかるので、夜寝る前にやっった方がいい」というように書かれていました。
確かに2時間半くらいかかったように思います。
マイクの性能は、まだ試せていません。
Dashを耳に装着して、本体をタップすると色々操作できるのですが、たまにSiriが起動します。
「Dash Siri」で検索してもうまく出てこないので、いまだ不明なのですが、Moto HintのようにSiriを起動させることもできるようです。
もともとSiriを起動するためではなく、演奏している曲の操作をしたかったので、どのくらいの音量でSiriが反応するのかはまた明日以降試して見たいと思います。
明日はまた出かける用事があるので、DashとEARINとを持って行って、両者を比較してみたいと思います。