公開を待ち望んでいた作品「オデッセイ」を今日観に行きました。
ストーリーとしては、有人火星探査チームが嵐の危険にさらされ撤退する時に、マットデイモン扮する主人公がトラブルに見舞われ、結果として仲間からはもう死んでしまったと思われて、火星に一人ぼっち残されてしまう、というものです。
火星に残された水も食料もわずか。
次の探査チームが来るのは4年後という絶望的な状況の中、決して諦めることなく生き抜く努力を続けていく。
こう書くと、シリアスな作品と思われるかもしれませんが、結構笑える場面があったりします。
なんとゴールデン・グローブ賞にはコメディ・ミュージカル部門に分類されています。
というのも、脱出した船長が唯一残していった音源が昔のディスコソング。
作品中に当然それらの曲が流れるんですが、ちゃんとその場面と曲がシンクロしている。
決して暗くならない。とにかくポジティブ。
こうした演出は上手いなあと感心します。
しかし、生き残っていることが地球にいるチームが知るまでにも結構日数がかかり、なおかつわかったとしても通信方法がなかなか確立できない。
救いは彼が「植物学者」であったこと。
食料問題をどう解決するのか、水はどうするのか。
ここも見ものです。
意外な国が途中から救いの手を差しのべますが、何か裏があるのかな?
どうでもいいことですが「ガムテープはどこでも便利に使えるなあ」なんてことも感じたり。
そういえば、米国ドラマ「ハウスオブカード」の女性記者役の女優さんが出ていましたね。
とにかく、これは超おすすめです。