今日、新宿にあるロフトプラスワンで行われた「ザ・ボイス そこまで言うか!場外乱闘 in ロフトプラスワン」に行ってきました。
知らない方に簡単に説明すると、「ザ・ボイス そこまで言うか!」という番組は、ニッポン放送で月曜日から木曜日までの16時から17時半まで生で放送されているラジオ番組です。
日替わりでコメンテーターが登場し、時事ネタを解説してくれる番組です。
ポッドキャストでも配信されていますし、Youtubeでも放送直後に流されているので、誰でも簡単に聞くことができます。
木曜日のコメンテータは、独立総合研究所の青山繁晴氏です。
毎週楽しみに聞いているのですが、今日はその延長戦としてライブハウスでトークライブが行われました。
青山氏の講演会にはいつか行きたいと思っていたのですが、今日はそのチャンスとあって、非常に楽しみにしていました。
ライブハウスなので定員も限られており、チケットが秒殺。
非常に苦労しましたが、なんとか行くことができました。
18時半開場だったのですが、その前から結構な人数がその前から並んでいました。整理番号順の案内だったので、早く来ても関係ないんだけどね。
入り口近くで待機していると、ちょうど開場直前に青山氏が現れ、周りが騒然としましたが、実際にトークライブが始まったのが約1時間後。
番組進行の飯田アナと青山繁晴氏。特別ゲストに元検事総長の笠間治雄氏。
パート1は笠間氏を中心とした進行でしたが、元検事総長というと硬いイメージがありますが、非常に分かりやすい話。
当然、いろいろ公表されていない事実を知っているはずなのですが、言葉を選んで、想像以上に踏み込んだ発言もされていました。非常に聡明な方という印象です。
青山氏も、非常に公正な方とおっしゃっていましたが、確かにそういう印象を持ちました。
パート2は、いつもの番組のように飯田アナと青山氏による進行でしたが、観客からの質問に熱く応える青山氏。
私の近くにいた若い男性が質問すると、青山氏がご存知の方のようで、名前まで覚えていらしたのは驚きでした。
東大生の方です。
また、16歳の高校生の質問には驚かされました。
学校で教えられる内容に疑問を持ち、自ら討論部(?)を作り、いろいろな議論を校内でしているとのこと。
あれだけ大勢の人がいる中で自分の考えを主張できることも立派だと思いますが、その意見に対しての青山氏の回答も素晴らしかった。
褒めるところは褒める。
しかし、若者のある意味思い込みとも言える部分に対しては、しっかりと意見し、今後より良い方向に育っていけるよう少し厳しめのアドバイスもありました。
あの少年にとっては非常に心に響いたのではないかと思います。
16歳であのように考え行動する若者や進路に迷う東大生に対して、今後の日本のために何をすべきか、指針となったと思います。
青山氏の講演会は長時間に及ぶこともあるようですが、ニッポン放送としては一定の時間で質疑をやめたいようでしたが、結果として全ての質問者に対して丁寧に回答していただきました。
日本が世界の中で果たす役割、全ての国民が考えるべき問題。
結果として22時を回ってしまいましたが、長さを感じることもなく、非常に濃い内容のトークライブでした。
チケット料金以上の価値があったと思います。
次回、またお話を伺える機会があるかわかりませんが、人に自分の意見を押し付けることはなく、いろいろな情報、事実を提示して、とにかくみんなで考えようという姿勢の青山氏の話はぜひ今後も注目していきたいと思います。