ずっとMacばかり使っていて、手持ちのWindowsマシンの電源を入れるのが3ヶ月に1回くらいのペースになっています。
しかし、先日のMicrosoftのイベントで珍しく目に止まるマシンが登場しました。
それがSurface Book。
すでにSurface Pro 2を持っているのですが、つい先日思い立ってWindows 10にアップデートしたところです。
Youtubeで見たMicrosoftの発表会は、まるでAppleのイベントであるかのような雰囲気で、プレゼンもなかなか素晴らしいものでした。
中でもSurface Bookが登場した時は、「なかなかいいデザインだなあ」と思っていたのですが、値段も高く、日本での発売も未定。
今までのSurfaceはPCとして中途半端な印象でしたが、今回のBookはちゃんとしたノートPCで、外部のGPUも持っている。
ディスプレイ部分を外すとタブレットとしても使える。
これはいいなあと思い、思わずポチッとしてしまいました。
10月26日発売されたので、なるべく早い配送方法を利用して、今日の昼に我が家に届きました。
届いたのはこの箱。
CPUやメモリ、外部のGPUなどによって幾つかのバージョンがありますが、私が購入したのはこちら。
本当は、ストレージが512GB、メモリが16GBの物が欲しかったのですが、値段も高く、しかも既に売り切れ。
ノートを使う場面は限られるだろうと割り切り、このモデルに決定。
箱を開けるとこんな感じ。
本体とその右が電源ケーブルです。
本体を持ち上げると、ペンと説明書が出てきます。
説明書はこの二つ。
説明書の内容はごく簡単なものです。
電源ケーブルは、USで使えるものなので、そのまま日本でもOKです。
充電しながらセットアップを始めましたが、当然ながら最初は英語のみで画面が進んでいきます。
後で設定画面から日本語ロケール(?)をダウンロードさせて適用すると、ほとんど日本で発売されているものと変わりなくなります。
でもプリインストールされているアプリの一部は英語表記のまま残ります。
付属のペンの設定も、最初のセットアップ時に行います。
画面の表示に従って、ペンのボタンを長押ししていると、それだけで自動的に認識して使えるようになります。
さすが専用のペンだけあって、使い勝手はすこぶるいいです。
先端を画面に近づけると、くっつける少し手間ですでに反応します。
ちなみにペンはディスプレイ部分に磁石でくっつけておくことができますが、くっつくのは画面の左側です。右側には磁石はないようでくっつきませんでした。
磁石でくっつくと言っても、iPadとスマートカバーのようにがっちりくっつくのではなく、軽くついているという感じです。くっつけたまま持ち歩いていると、どこかで落としそうな気もします。
OSとしてのWindowsも最初の設定は楽になりましたね。
最初に起動してからPCとして使えるようになるまで、とても簡単です。
必要なアプリを落としたり、自分好みにしていくとそれなりに時間はかかりますが。
OfficeもOffice Homeのサブスクリプション契約をしているので、5台までインストールできます。
MacとデスクトップのWindowsマシンで使っていますが、このSurface Bookで3台目なので、特に問題ありません。
最初は英語仕様のOfficeをダウンロードすることになるのですが、その後日本語ロケール(?)をインストールして、日本のOfficeとして利用することができるようにしました。
IMEはATOK Passportを利用しているので、そのままダウンロード。
その後、Dropbox,Evernote,Pocketなど必須のアプリを入れて、一通り終了。
とここまで使ってみた感想としては、使いやすいマシンだし、高性能なんだけど、キーボードの作りが少し安っぽくない?ということ。
Macbook ProもしくはMacbook Airのような印象を勝手に持っていたのですが、全体的にプラスチック感が出ていて、ちょっと値段に対してこのチープな感じはどうなのだろうと感じました。
あとはタブレットモードになるところは面白い。
ちょっとピンボケですが、右上の右から2番目のキーが、ディスプレイを取り外すためのキーになります。
これを押すと、上の画面のようにポチッと光ります。
すると、
ちょっと写真が違っちゃいますが、ディスプレイの右下に「取り外しできます」のように表示されます。
この写真は、再度取り付けた時の表示ですね。
このように取り外せばタブレットして利用できます。
ちなみに外部GPUはキーボード側にあるので、タブレットモードの時の描画は遅くなるようです。
バッテリは、ディスプレイ側とキーボード側の二つにあり、バッテリアイコンをタップすると、それぞれの残り容量や充電状況を確認できます。
ディスプレイを取り外した後のキーボードは、特に利用できないのでその辺に置いておくことになります。
ディスプレイとキーボードをつなぐ部分のギミックがまたよくできていて、とてもスムーズに動きます。
たたむとちょっと膨らんだ感じなので、好みはあるかもしれません。耐久性もまだわかりません。
以上、とりあえずの Surface Book のファーストインプレッションとなります。
とにかくキーボードがちょっと安っぽいのが意外でした。
デザインに惹かれて、Macbookから乗り換えようと考えている方は、実機を確認してからのほうがいいかもしれません。
こちらの機種のほうが値段が高い割に、Macbookのほうが高級感が出ていると思いますし、Macbookのほうが作りがしっかりしているように感じます。
おいおい動画の書き出しとか、PCとしての基本性能について見ていきたいと思います。