4月28日から上野の国立博物館で開催されている「鳥獣戯画展」に行ってきました。
ゴールデンウィーク中なので、当然混むだろうと考えていたのですが、2日と3日の混雑状況のツイートを見ると、それほどでもなさそうだったので、4日の朝一に行ってみることにしました。
結果を先に書くと、「大混雑」。
博物館は9;30に開館します。すくなくともその30分前には博物館に着いて並んでいた方がいいでしょう。
当然チケットは買っておきます。
Webで購入できます。オンラインで購入したチケットをプリントアウトして持っていけば、入場口で上記のチケットと交換してくれます。
今日は、この時点でちょっと出遅れ。
9:20くらいに到着したので、館内に入るまでに約40分外に並びます。
日差しが強いので、女性は日傘があった方がいいでしょう。
ちなみに博物館側で貸し日傘を用意しています。
館内に入ると、まずは高山寺所蔵の巻物、仏画などが展示されています。
しかしこれをゆっくりを見ていると、あとでたいへんなことになります。
メインは「鳥獣戯画」。
当然メインは後半に配置されています。
ご存じの方も多いかと思いますが、「鳥獣戯画」は全部で「甲乙丙丁」の4つに分かれています。
たとえば有名なこの絵。
この絵は「甲」の巻になります。
展示の順からすると、甲乙丙丁の順に見たいのですが、実際は逆です。
「鳥獣戯画」コーナーに入ると、「丁丙乙」を見るコーナーがあります。
これを見るのに約40分並びます。
「鳥獣戯画展」自体は、前編と後編があり、公開される部分が違うのですが、今回公開されない部分は写真で展示されています。
これを見た後で、いよいよ有名な「甲」のコーナー。
ここで100分待ち。
並んでいる間、聴けずに貯まっていたポッドキャストを聴いちゃいましたよ。
しかも後ろから並んでいるやつの割り込みがけっこうあります。
ちょっと油断していると、曲がり角の隙間から後ろのやつが、サッと前に入ろうとします。
むりやり入り込もうとするヤツ(しかもけっこう年配)もいて、割り込みが大嫌いな私は体で阻止してました。しかもあえて「割り込むな」という意思がわかるようにして。
でもちゃっかりとしたヤツがいて、カミサンと息子の間を通ろうとするヤツがいたので、胸ぐらを掴んで後ろに並ばせようとしたところ、カミサンがちょっと目が逝っちゃってるヤツなので気をつけた方がいいと、そっと忠告があり我慢。
とにかく割り込みには気をつけましょう。
で。何が言いたいのかというと、「鳥獣戯画」本体を見たい方は、前半の展示はスルーして、いちばん最後の「甲」のところに並んじゃいましょう。
出口から出ない限り、もう1周することはできるので、その後で残りの巻、そしてもう1周で高山寺の展示、と言う風に回った方がいいです。
順路上に立っている係員からとがめられるかと思いきや、カミサンは甲の巻を見終えたあと、また高山寺の展示を見に行っていましたので、特に問題はないようです。
私は疲労困憊で休んでいましたが。
博物館を出たのが14時過ぎでしたが、まだ外にはけっこう列ができていました。
早めの時間に行くに越したことはないです。