もうすぐ日本でも発売になる、Lumix CM-1ですが、先日のみんぽすさんのイベントで実機を触らせてもらい、とても気に入ったので、イギリスの知人に無理を言って購入しました。
届いたのはこの箱。
これを開けると、本体を包む黒い布が…。
で、これが本体です。
大きさをiPhone 6 Plusと比べてみました。
iPhoneよりもコンパクトで持ちやすいカメラです。
厚さも比べてみました。
非常に薄いことがわかります。
この薄さゆえなのか、三脚穴はありません。
ですので、三脚で固定するためには、スマートフォンを三脚に固定するためのアダプタのようなものが必要になります。
ご存じのとおり、このカメラはOSとしてAndroidを搭載しており、いろいろなアプリをインストールしようと思えばできるのですが、基本的に「カメラ」なので、プリインストールされているアプリは非常に少ないです。
Google関係のアプリのほかは、カメラ関係のアプリのみと言ってもいいでしょう。
ただし、私が買ったのはあくまでもイギリス版。
日本で発売されるときにはちょっと状況は違うかも知れません。
そういえば、最近のアップデートで「タイムラプス」のアプリが追加されました。
細かな部分は動画を見ていただきたいと思いますが、この薄さなのでポケットにいつも入れたままにしていて、何か気になるものがあったとき、サッと取り出してカメラモードにして撮影する、といった具合に使っています。
カメラの起動が速いので、シャッターチャンスを逃すことはあまりないでしょう。
大きな画面なので見やすいということもありますが、逆に日差しが強いときは画面がよく見えなくて、当てずっぽうで撮影することもあります。
2000万画素あるので、適当に撮影しても後でトリミングしても十分な画質の写真を撮ることができます。
今のところ不満なのは、充電。
本体横のMicro USBコネクタにケーブルを挿して行うんですが、これがスマートでない。
電池の持ちはけっこういいと思いますが、充電がしにくい。
と、ここで底面を見ると、
こんな具合になっています。
MicroSDカードとnanoSIMを入れるところなんですが、この左側にある金色の端子。
クレードルのようなものが周辺機器として出て、この端子を通して充電(できればデータ転送も)できれば、とてもスマートだと思います。
パナソニック本体で出さなくても、サードパーティ製の製品が出るかも知れません。
それとこのカメラですが、レンズ部分がこうなります。
ここが外れると、37mm経のフィルターを付けることができます。
でも、そのままフィルターを付けることはできません。
なぜかというと、こうなるから。
カメラモードの時はレンズが飛び出します。
このカメラが到着する前にこの製品を買っていました。
37mm経を46mmに変換するアダプタです。
これを使ってみましたが、このアダプタにPLフィルタを付けたところ、レンズが十分に飛び出せず、カメラが起動しませんでした。
そこで役立つのがこれ。
これだと、レンズの飛び出しにまったく干渉することなくフィルタを付けることができます。
ただし、これをずっと付けていると、ポケットに入れておくには邪魔です。
なので、どうしても使いたい場面で使うと言うことになると思います。
ケースも純正でないにしても出るようですが、気軽に取り出して撮影するこのカメラの良さは、ケースに入れることで失われるのではないかと懸念しています。
私はケースに入れるつもりはありません。
保護フィルムはすでに何社かで製品化しているので、それを貼っています。
SIMはNexus5で使っていたものを挿していますが、LTEの掴みが今ひとつ弱い印象。
どういった理由かわかりませんが。
でも、このカメラはよくできた製品だと思います。
ちょっとお高いですが、今まで携帯とカメラの両方を持ち歩いていた方は、これ1台に集約できます。
カメラの性能としてはスマホのカメラとは段違い。
それでいて通話もできる。
取りあえず2000台の販売で様子を見る、といったところかも知れませんが、今後この製品がどのように発展していくのか楽しみです。