「96時間 レクイエム 」を観に行きました。
場所はいつもの新宿ピカデリー。
土曜日で、しかも小さなホールと言うこともあり、ほぼ満席。
しかしこの邦題は何とかならないのかね。
1作目で「96時間」なんてタイトルをつけちゃったため、2作目も3作目も、何にも関係がない「96時間」ってついちゃう。
今回は誰も誘拐されるわけではないので、原題も無理があるか。
以下ネタバレありです。
今作は、別れた奥さんが主人公の自宅で殺されてしまい、すぐに駆けつけてきた警察に追われる羽目になるんですが、追われる身ながら真犯人を突き止めるべく調査を開始するわけです。
今までの2作、特に1作目が非常に面白くておすすめなんですが、今回の脚本はちょっと荒削りだなあと感じました。
「ええっ!こんなピンチどうやって脱出したの?」って言う場面がいくつかあります。
非常に昔のテレビドラマ「探偵物語」で、松田優作演じる主人公が絶体絶命の時、「なんだかよくわからないけど、主人公は助かっちゃうんだよね〜」的な場面があったのですが、それを思い出しました。
「あんなところから、よくほとんど無傷でいられるな〜」って感じです。
リーアム・ニーソンの無双ぶりも半端ないです。
無敵です。
たった一人で屈強な男たちを倒していきます。
面白くないわけではなく、むしろ楽しめたのは確かですが、やり過ぎな感じもします。
話的にはおそらく続編はないと思いますが、年を取ってからアクション路線でがんばっているリーアム・ニーソン。
次作もアクションものになるんでしょうか。
楽しみです。