シンガポール旅行4日目は、人気スポットのひとつである動物園に行きました。
ここの入場券もあらかじめインターネットで購入することができます。
購入ページはこちら。
ここではたくさんのオランウータンを飼育していることでも有名ですが、オランウータンとの朝食を楽しむことができます。
上記ページからをたどっていくと、その予約も可能です。
開園は朝9時ですが、地下鉄で行くのが不便な場所なので、ホテルからタクシーで向かいました。
リトルインディアからだと、だいたい20分程度で到着です。
こちらがエントランス。
9時に入園して、朝食を予約したレストランに向かいます。
レストランは「Ah Meng Restaurant 」。
名前を告げると、席に案内されます。
予約した順番にオランウータンに近いテーブルに案内されるようです。
形式はブッフェスタイル。結局は、毎朝ブッフェとなりました。
種類はそれほど多くはありませんが、味は悪くありません。
朝食を食べていると、9時15分過ぎに女性の係員が登場し、オランウータンの説明をはじめます。
すると、向こうの方からたくさんのオランウータンがやってくるのが見えます。
赤ちゃんを抱いているオランウータンもいます。
ひととおりオランウータンが集まると、記念撮影が始まります。
係員に自分のカメラを渡して撮ってもらえますが、しっかり専属カメラマンが撮影もしています。
こんな雰囲気です。
本当に近くに立って撮影できます。オランウータンが手を伸ばせは、そこに立っている人の肩に手を乗せることができるくらい。
出かける直前にみたシンガポール動物園のドキュメンタリーでは、オランウータンと飼育員は強い信頼関係で結ばれているとのこと。飼育員が、母親から子どもを引き離しても、母親は特に怒ったりもしません。
子ウータンは勝手に近くで遊んでいたりします。
すぐ近くでリスもえさを食べていましたが、リスは園内至る所で見かけます。
食事を終える頃には、先程専属カメラマンが撮影した写真を売りにやってきます。
これが確か$50。相場ですね。
写りがいいのと、おまけが付いていたので買っちゃいました(カモですね)。
レストランを出て園を歩いて見て回ります。
トラムという車に乗って園内を見ることもできますが、私的にはオススメしません。
と言うのも、歩いて近くに行かないと見ることのできない動物もいますし、じっと横で見ていると面白い動きをしてくれる動物もいるからです。
トラムに乗ってしまうと、確かに「ここには○○がいます。」というような解説を聞くことができますが、実際にその動物を見ることができるかはわかりません。
こっちをガン見している鹿の仲間(名前が思い出せない)。
サイの鼻先を鳥がつついていました。
チーターはダラーっとしていました。私がケニアに行ったときに見たチーターも同じような姿勢でダラーっとしていました。
イボイノシシの仲間のようです。
キリンも間近まで近寄ってきます。
このキリンの真向かいにいるのがライオン。
互いに見える位置で飼育することで、適度な緊張感を与えているそうです。
Macでおなじみ、Leopardです。
ハダカデバネズミが群れていました。ちょっときもい。
マンドリルです。もしかしたらマンドリルを生で見るのは初めてかも知れない。
お尻もきれいな色をしています。
チンパンジーです。
えさ箱に工夫がしてあり、簡単には取り出せないようになっています。
この箱もシンガポール動物園独自のアイデアだそうです。
別の種類の猿です。こちらのえさ箱も工夫してあります。
ゾウのショーもやっています。別の場所で、ゾウに乗ることもできます。
歩き疲れたのと、ショーの時間が近かったことで、大きなテントの下で一休み。
しばらくすると、ショーが始まりました。
写真は間に合いませんでしたが、カワウソ君が池に浮いているペットボトルを回収してゴミ箱に入れたり、オウムが後方から飛んできたり、広報からつながるロープ伝いに猿がやってきたりします。
結構いろいろな動物がやってきます。
ショーが終わると撮影タイム。
実はこのとき、外はすごいスコール。
到着した日を入れて夜にスコールが来ていたので、このときは油断していました。
折りたたみ傘は持っていましたが、それが通用するような雨ではありません。
しばらく雨宿りです。
iPhoneで天気状況を見ると、ベイの方では降っておらず、動物園周辺だけが雷マークが付いていたので、もう少し待てば止むだろうと思っていたら、案の定、ショーが終わって30分くらいで小降りになりました。
事前のドキュメンタリーでみた、ちょっと変わった種類の猿が近くにいました。
オートフォーカスが利かず、マニュアルフォーカスに切り替えようとしたのですが、新しいカメラだったのでよく操作方法がわからず、こんな風になっちゃいましたが、とてもかわいらしい顔をしたお猿さんです。頭もいいそうです。
ここの人気動物でもあるホワイトタイガー。人だかりができていました。
よく見ると左目がちょっと炎症を起こしているようです。
マレーバクです。
これ以外にもたくさんの動物たちがいます。
この日だけで400枚近くの写真を撮影しています。
ちょうど出口付近に戻ってきたところで、猿のエサやりの看板を見つけました。
時間を見ると、ちょうどぴったり。
そうこうしていると、えさを持った飼育員が登場。
猿も徐々に集まってきます。
面白い顔のお猿さんです。
こんなにいます。しかも間近。
別の種類もいます。
どんな様子かを短い動画をアップしましたので、貼り付けておきます。
シンガポール動物園は、このように檻に入れられている動物は少なく、動物の習性を利用して、なるべくオープンな状態で動物を見ることができるようになっています。
たとえば水が嫌いな動物がいる場所は、ジャンプできないくらいの幅で壕を造って囲んでいたり、木から木に飛び移る動物は、決まった範囲外の木を飛び移れない距離に植えていたりとか。
朝のレストランでも、オランウータンがやってくるときは木を伝ってやってくるようになっていましたが、帰ったあとは木の一部が実は木に偽装された柱で、電動で傾くようになっていました。つまり、あとからレストランにやってこようにも、途中から木を伝ってくることができないようにしていたのです。
その辺の動物園の裏話は、NHKオンデマンドでシンガポール動物園特集をご覧になるといいと思います。
非常に楽しめる番組でした。
さて、猿のエサやりを楽しんだあとは、出口近くのショップで土産物を購入。
私が買ったのは、動物園とは何も関係がないこちら。
版権に問題がありそうな商品ですが、他の店では見かけなかったので、「欲しいものは見つけたとき買わないと、あとで買おうとしても買えない」という鉄則に基づいて、ここで購入。
動物園までは、ホテルでタクシーを呼んでスムーズに到着できましたが、帰りはタクシー待ちの長い列ができていました。
高級車(たとえばベンツ)のタクシーなら比較的早く乗ることができますが、料金が高いのでほとんど誰も乗りません。
20分くらい待って、やっと順番が回ってきました。
直接ホテルには戻らず、ラッフルズホテルのギフトショップで買い忘れたものがあったので、そちらに向かいます。
一通り買い物を済ませ、いったんホテルに戻り休憩。
この日の夕食は、たまたま前日に私がビールを売っている店を探している途中で見つけた「海南チキンライス」の専門店。
あまり観光客が来る店ではなく、地元民がやってくる店のようです。
タイで言うカオマンガイですが、シンガポールのチキンライスもほとんど同じ。ちょっと調味料が違うくらい。
メニューを見るとチキンのところにHalfとWholeと書かれており、どんなサイズかなと思って店の人に聞くと、3人ならHalfで十分とのこと。
いざ出てきてわかりましたが、どうもWholeは「1羽丸ごと」の意味のようです。
たしかに1羽全部を3人で食べきれません。
飲み物はアルコール類は一切置いていなかったので、私はアイスレモンティー、息子はコーラ、カミサンは初めて見る干しプラムジュース(?)を注文。
この干しプラムジュースが激マズ。なんとも表現しがたい味で、とても飲みきれず残しました。
この日は深夜便で帰国予定。あと特にすることもないので、ホテルの後ろにあるムスタファセンターという24時間営業の大型スーパーにでも行ってみようかと言うことになったのですが、ちょっとビックリ。
何をビックリしたのか、ずいぶん長くなったので別エントリにします。
(続く)