シンガポール到着の翌日、今までの経験上あまり無理をしない予定を組んでいました。
この日は、ベイフロントあたりの散策とラッフルズホテルがメインです。
朝7時半くらいに起きて、この日はホテルの朝食。
ブッフェ方式なのですが、立地がリトルインディアということもあり、カレーが充実しています。
息子は前日の夕食がカレーだったのにもかかわらず、違うカレーを試してみたいとカレーを持ってきて食べていました。
このホテルのメニューは悪くありません。
朝食後、近くの地下鉄の駅からマーライオン目指して移動します。
シンガポールの面積は狭いので、移動は地下鉄かタクシーが基本になります。
この地下鉄が、市内を縦横無尽に走っており、非常に便利です。
チケットの購入方法やらは、長くなりそうなので別のエントリにします。
マーライオン近くの駅について少し歩くんですが、外はピーカンでとても暑いので、駅地下を延々と歩きました。
駅地下なので、途中で方向がわからなくなったりしましたが、案内のお姉さんに出口を聞いて、無事にたどり着けました。
マーライオンは、世界三大ガッカリのひとつとも言われていますが、ずっとそう聞かされていたせいかもしれませんが、そんなにガッカリしませんでした。
確かにそんなに大きくはないですが、シンガポールに来たんだなあと感じさせるポイントだと思います。
でっかいマーライオンが見たい人は、セントーサ島に行きましょう。
ここはベイをはさんで、あの有名な「マリーナベイ・サンズ」が真っ正面に見えます。
最上階のプールが有名ですが、宿泊客しか利用できません。
ここに泊まりたかったんですが、すでに予約がいっぱい。
まあ、空いていても予算オーバーだったとは思いますが。とは言っても、超高級ホテルで、バカ高というホテルでもないので、いつかは泊まってみたいです。
最初の予定では、ここからマリーナベイ・サンズまで歩いて、最上階のひとつ下の階からの景色を楽しもうと考えていたんですが、猛烈な暑さで歩くのは断念。
タクシーで移動したとしても、昼食を予約していたラッフルズホテルの時間を考えると、微妙な残り時間だったので、そのまま地下鉄の駅に戻り、ラッフルズホテルの近くの駅まで移動しました。
ラッフルズホテルは、たいへん歴史が古く、由緒正しいホテルで有名です。
有名なカクテル「シンガポールスリング」の発祥の地としても知られています。
当初は、ここでハイティーする予定だったのですが、直前になって変更。
ここでランチをすることになりました。
ランチの予約は、ホテルの公式ホームページから行うことができます。
初めて生で見るホテルの佇まいは、とても落ち着いたものです。
正面入り口からは、ホテルの宿泊者かレストランの予約者以外は入れません。
中に入るとこんな感じ。
両側にレストランがあり、奥は宿泊者専用です。
12時に予約していたのですが、オープンも12時。
ドレスコードもありますので、行く方は注意しましょう。
Tシャツ、サンダルはダメです。
日本で予約するときよく確認していなかったのですが、ランチもビュフェスタイルでした。
しかもこの日のメニューが、「カレー」。
何種類ものカレーが並んでいます。
息子は、3食連続のカレーとなり、ちょっとガッカリでした。
いろいろと選んで食べてみたのですが、正直なところ「あまりおいしくない」。
格式あるホテルでのランチだけに、非常に楽しみにしていたんですが、これにはガッカリしました。
結構な金額でしたし。
会計を済ませ、トイレの場所を聞くと、このお店から外に案内されました。
そこが中庭になっており、こんな風になっています。
なかなかいい雰囲気です。
ここからラッフルズホテルのショッピングモールに行くことができます。
ホテルの直営ギフトショップや、高級ブランド品のお店なども入っていました。
職場の土産として、ここで紅茶を買い求めました。
のんびりしていたら、午後3時過ぎになってしまいました。
行って来いになってしまいますが、今度はマリーナベイ・サンズホテルに戻ります。
明るいうちに、ホテルの展望台に上がろうという腹づもりです。
マリーナベイ・サンズホテルは地下鉄の駅に直結しているので、行き方は簡単です。
展望台には専用のエレベータで上るのですが、入場料がひとり$20かかります。
エレベータに乗る前に、グリーンバックで記念写真を撮られます。
グリーンバックなので、ホテルの写真でも合成して高く売りつけるんだろうと思いエレベータに乗って、56階に着いたら、なんともう写真ができています。早っ。
予想どおりの構図でしたが、値段は$50。A4サイズとはいえ、髙っ。
意外によくできていたので、買いましたよ。
たった数分で$110の出費。
また別のエントリでも書きますが、こういった記念写真商法は、だいたい観光名所ではよく見られます。シンガポールの相場はだいたい1枚$50。
必ず買わないと行けないものではないですけどね。
展望台からの眺めは確かにすばらしい。
真下に見えるのが、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。
とても広く、いろいろな植物を見ることができる観光名所です。
今回はパス。
午前中に見た「マーライオン」も眼下に見えます。
本当に大都市という感じですね。
宿泊者オンリーのプールも横から見えます。
真下に「ルイ・ヴィトン」の出島が見えます。
展望台はホテル全体をぐるっと一周できるわけでもないので、一通り見たら下に降りて、ショッピングモールを散策。
ちょっと疲れたので、TWGの看板が出ているお店に入りました。
紅茶とちょっと小さめなケーキのセットをいただきましたが、あとで調べるとこの「TWG」というところは紅茶で有名なところだったんですね。無知でした。
たしかに紅茶のメニューが何ページにもわたり、カミサンにチョイスを任せたんですが、結構大きなポットに入って運ばれてきたので、コストパフォーマンスは悪くないかも。
その後また近くをぶらぶらして、マリーナベイ・サンズホテル地下にあるフードコートで夕食。
私は、シンガポールのローカルフードでもある「バクテー」を食べました。
私の前に注文していたローカルの人が、いろいろ調味料を入れていたので、それを真似て食してみましたが、結構うまかった。
夕食後、外をぶらぶらしていたのですが、目的は20時から始まる「光と水のショー」を見ることです。
場所がわからず、ホテルの前をのんびり歩いていましたが、それらしき場所を発見。
上の写真にもあるルイ・ヴィトンの出島からもう少しマーライオン方向に歩いたところに、水面上に仕掛けが見えてきます。
そのあたりはデッキが2階層になっており、いち早く上の階層の一番前に陣取りました。
そこから対岸の方を見ると、遙か向こうの空が真っ黒で、ときどき雷が光のが見えます。
幸い風がなかったので、雷雲が近づいてこなかったんですが、ショーまで雨が降らないか心配していました。
たしか15分か10分前になると、「もうすぐショーが始まるよ」というアナウンスが流れます。
デッキにも徐々に人が集まりはじめます。
20時ちょうどにショーが開始。
噴水が扇型に広がり、その水をスクリーンにいろいろな営巣が映し出されていきます。
子どもがたくさん登場するので、子どもたちが安心して成長できる社会を作っていこうというメッセージなのかも知れません。
途中で火も噴き出します。熱さを感じるくらいです。
基本的に噴水のショーなので、2階層になっている下の層で見ている人は、多少水をかぶります。
ショーは10分くらいで終わるのですが、この日はショーが終わるのとほとんど同時に大雨が降り出しました。
私はショーの様子を動画で撮影していたのですが、カメラをしまったとたん雨がザーッという感じです。
観客も我先にホテルに駆け込みます。
ホテルの中にはちょっとした川が作られており、ボートが通るのですが、ちょうど方向転換をする場所が泉のようになっています。
その真上が「漏斗」のようになっていて、降ってきたスコールの雨水がものすごい勢いで下に落ちていきます。
どういう意味があるのかわかりませんが、最初はこの写真よりももっと勢いよく水が流れ落ちていて、その横を2艘の手こぎボートが平然と進んでいくのには不思議な感じでした。
このあとは特に予定を入れていなかったので、地下鉄でホテルまで戻りました。
ホテル近くの駅から地上に出ると、スコールも止んでいてラッキー。近くのインド人の焦点でビールを買って帰りました。
(続く)