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スクート航空でシンガポールへ行く

8月28日に、スクート航空でシンガポールに行ってきました。

夏休みの家族旅行です。

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スクート航空というのは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、シンガポール航空の100%子会社のLCCです。

常に人気上位に位置するシンガポール航空が経営するLCCということで、ちょっとした人気の航空会社のようです。

今回の旅行は、限られた予算の中、できれば英語圏で、私がかつて言ったことのない国、ということでシンガポールを選んだわけですが、そのままシンガポール航空で行くとちょっと予算オーバー。

ってことで、LCCの利用となったわけですが、私にとっては初のLCC利用となります。

ちなみに今回は飛行機とホテルはツアーで頼みましたが、こちらから自分で予約を入れることもできます。

今後、シンガポールにスクート航空で行かれる方のためにも、事前に知っておいた方がいいことをまとめてみました。

スクート航空のシンガポール行きは、成田第二ターミナルから11時55分に出発します。

旅慣れた方は、その2時間前にチェックインすればいいんだろ、となるわけですが、スクート航空では3時間前からチェックインを受け付けています。

通常のエコノミー席で構わないという方はそれでもいいんですが、スクート航空にはいくつか席のランクがあります。

一番高いのはスクートビズ。いわゆるビジネスクラスですね。

ビジネスとは言っても、座席がフルフラットになるわけでもなく、通常の座席よりも前の席との間隔が広い、機内食が無料(エコノミーはすべて有料)、受託手荷物が20キロまで無料、優先搭乗などのサービスを受けることができます。

基本的に、機内エンターテインメントはないのですが、ビズだとiPadを貸し出してくれて、機内Wi-Fiで映画を見ることができるようです。

すでにiPadを持っている人は、自分のiPadで映画を見ることができるようですが、その辺を検討している人はググってみてください。

ビズの各座席にはコンセントがあるので、iPadやゲーム機などの電源を心配する必要もありません。

ビスのほかに、エコノミーは4種類に分けられます。

まずはふつうのエコノミー。

私は乗っていないのでわかりませんが、シートピッチはいちばん狭いです。

言い忘れましたが、この便はシンガポール行きとは言っても、直行便ではなく台湾の桃園空港にいったん降ります。

ですので、台湾までしか乗らないという方は通常のエコノミーでも十分かと思います。

残り3種類のエコノミーですが、シートピッチが少し広い座席が用意されています。

通常のエコノミー席が黒い色をしているのに対し、黄色の座席になっています。

この黄色の座席のうち、14歳以上しか座ることができない座席とそうでない座席とで分かれます。

今回の家族旅行では、みんな14歳以上でしたので、これを選択しました。

チェックインの時に、一人あたり追加で3200円支払う必要があります。

乗ってから、空席があれば機内でアップグレードもできます。

飛行機に乗ると、小さな子どもがいて泣き叫んだり、走り回ったりして、げんなりすることもありますが、14歳以上の席だとそんなことはありません。

小さなお子さんがいて、台湾ではなくシンガポールを目的地にしている場合は、通常のエコノミー席よりもちょっと広めの席にすることをオススメします。14歳未満の席の料金はググってみてください。

エコノミーで最も高い座席は、一番前の座席です。

前に座席がないので、足下が広々しています。

通常の飛行機では、エコノミーの一番前というと、スクリーンが設置してあってうざったいのですが、機内映画サービスがないスクート航空では、一番前の席がいちばんゆったりしていて、画面もないのでくつろげます。

ただし、成田空港でアップグレードすると、一人あたり6000円以上追加で支払う必要があります。

実際に乗ってみた感じでは、成田で乗ってくる日本人の8割は台湾で降りてしまいます。

台湾からシンガポールまでは、台湾人がドッと乗ってくるのですが、席をアップグレードする人は少ないようです。

私たちが乗っていた14歳以上の区画は、台湾からはガラガラでした。

結論としては、シンガポールまで乗るなら成田空港に早めに行って、エコノミーの座席をアップグレードすることをオススメします。

ビズにするかどうかは個人の価値観に寄りますが、行きの便でビズにしている人は3〜4人でした。

私は自分のiPadに映画を入れておき、それを見て過ごしていました。映画を見終わったら、音楽やポッドキャストを聴いて過ごしていたので、あまり時間を感じることなく、シンガポールに到着しました。

ここでペットボトルの注意を。

成田空港では出国手続き後、荷物検査があります。このとき中身が入ったペットボトルを持っていると没収されます。

ですので荷物検査終了後に、売店で飲み物を買うといいでしょう。

ただし、スクート航空では飲み物や食べ物の持ち込みは、原則禁止です。機内のメニューで注文することになっています。

とは言っても実際には、ペットボトルを持ち込んで飲んでいる人が多かったように思います。

私は、基本的に飛行機が嫌いなので、缶ビールとウイスキーの小瓶を持ち込んで、途中で飲んでいました。

上述のとおり、この便は台湾でいったん降ります。

台湾では、シンガポールに行く人も含めて、手荷物ごと全部持って、いったん機内から出ないといけません。

再度機内に戻るとき、手荷物検査があります。

このときに中身の入ったペットボトルを持っていると、没収されます。

成田空港で飲み物を買った人は、飲み干しておきましょう。

台湾での手荷物検査が終了し、待合室で搭乗を待つのですが、そこに飲料水をペットボトルに入れることができる場所があります。ここで水をペットボトルに入れておけば、水分補給になります。

台湾からの出発は16時くらいになるので、小腹が減った人はトランジットの際にサンドイッチでも買っていくといいと思います。

何度も言うようですが、原則は飲料、食料は機内で注文することになっています。支払いはシンガポールドルかクレジットカードのみです。

私たちは、台湾での搭乗口の近くにあったサンドイッチ屋さんでそれぞれ買い込んで、機内で食しました。水は台湾で登場を待っている間に汲んだ水です。

成田空港の離陸が少し遅れ、台湾での着陸も少し遅れたのですが、台湾の離陸時間はほぼ予定どおり。

つまりトランジットの時間がすごく短くなってしまいました。

この点も注意です。

いったん機内から出てしまうので、次の搭乗ゲートをすぐに確認してください。

トランジットの際は、パスポートと搭乗券の提示が必要です。すぐに出せるようにしておきましょう。

座席は元の場所に座ることになるので、安心していてください。

最後になりますが、スクート航空の機体はボーイング777です。

LCCが使う機体としてはけっこう大きな方に入ると思います。

今回の旅行では天候不順で、けっこう揺れたので、飛行機嫌いの私的にはちょっときつかったのですが、広めの座席に座っていることもあり、ゆったりできたことは確かです。

シンガポールのチャンギ国際空港には夜8時頃到着。

東南アジアでは、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオスと行っていますが、どこも入国審査は遅いです。

少し離れますがインドはもっと遅いです。

シンガポールは先進的な国と思っていたのですが、やはり審査は少し遅めでした。

なにが起きたかはわかりませんが、途中で入国審査を受けている人を近くの事務所に連れて行ったりして、その間は待ちぼうけ。

運にも左右されますが、すぐに入国できると思わない方が精神衛生上いいかもしれません。

入国できると、すぐ近くに両替屋があります。

SIMフリーの携帯を持っている人は、両替屋でSIMを買えますので、一緒に頼むといいでしょう。

私は、SIMフリーのiPhone5Sを持っていたので、nanoSIMを購入し、プランを選択して、すぐに使えるようになりました。

データ通信だけでなく、通話もできるので非常に便利です。

可能な方は、SIMフリーのスマートフォンを持って行かれることを強くオススメします。

帰国の時の話や、シンガポールで行ったところの話は、また後日書き足したいと思います。

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