映画

iTunes Storeでレンタルした映画「スティーブ・ジョブズ」を見ました

アシュトン・カッチャー主演の作品、「スティーブ・ジョブズ」をレンタルしたので、さっそく見てみました。

感想としては悪くない作品だと思いますが、この作品を楽しめるかどうかは、予備知識をどれくらい持っているかによって変わってくると思います。

私が初めて生で見たApple製品は、Apple IIcです。ただし店頭に置いてあるマシンをちょっと触ったことがあるくらいで、実際に使ったわけではありません。

Apple社の製品に非常に興味を抱いたのは、Macintoshが初めて発売されたときになります。

当時販売されていたどのコンピュータとは違う独自のUIに惹かれ、とても欲しかったのですが、当時のMacの価格はとても高く、おいそれと買える製品ではありませんでした。

やっと自分のMacが買えたのは、Macintosh SE/30です。

当時秋葉原に出現した「ステップ」という店で、約44万円で購入しました。あの「5つのNo」で有名なお店ですね。

これにカラー出力ができる拡張ボードを取り付け、2画面で使っていました。

当初から入っていたOS 漢字TalkもSystem7となり、誰かが日本語化したGomTalk7を使っていました。なつかしい。

こんなにすごい製品を作るAppleという会社はどんなと頃なんだろう、と興味を持ち、ジョブズやウォズニアックの情報も調べはじめました。

Jobs不在の時の製品であるNewtonも使っていました。Newton発売日前日には、あまりのワクワク感でよく眠れなかったことを覚えています。

実際使ってみたら、あまりの遅さにガッカリしましたが(^^;

日本でMacworld Expoが開催されていたときには、生Jobsを見るために幕張まで出かけ、行列にも並びました。

その後も私のApple好きは今に到るわけですが、Jobs死後に出版された伝記も当然読んでいます。

Appleファンであっても、いろいろと知らなかったことがあり、とても楽しく読めました。ついには漫画化されてますね。

そんな背景の私は、この映画作品を「おもしろい」と感じましたが、一般的にはどうなんでしょう。

日本は、世界的に見てもスマートフォンに占めるiPhoneの割合が高い国ですが、Jobsのことをあまり知らないユーザもけっこういるんでしょうね。

そういう人がこの作品を見ても、ちょっと変わった性格の若者が、わがまま放題で会社を振り回したあげく追い出され、また戻ってきた話し、くらいにしか感じないのかも知れません。

万人受けする作品ではありませんが、興味がわいた人は見て損はしないでしょう。

Jobs

スティーブ・ジョブズ(字幕版)

 

 

 

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