最近の携帯電話やタブレットでは、Qi規格に対応して、ワイヤレス充電ができる機種が増えてますよね。
私が持っている機種でも、先日紹介したLumia 1520はもちろん、Nexus 5、Nexus 7(2013)も対応しています。
これらの機種ではあまり母艦と同期をとることがないので、充電パッドに置くだけでいつの間にか満タン充電されているのはとても便利です。
iPhoneやiPadは、母艦と同期をとることが多いので、どうしてもケーブル接続が必要になってきます。
どちらもケースを付けて運用しているので、iPhoneとiPad miniについては、こちらのクレードルを使っています。
これは非常に便利でお勧めなのですが、ちょっとした工作が必要なのと少しお値段が高いのがネックです。
Lightning端子と本体の支え部分の感覚を調整できるので、ケースを付けたまま充電と同期が行えます。
と、これはこれで便利に使っていたんですが、iPhone用に面白い商品が発売されました。
それが、”iQi”です。
indiegogoで出資を受け付けていたので、随分前になりますが本体のみ注文していました(ケースや充電台などのセットもあった)。
それがようやく届きました。
こんな封筒に入っています。
封筒の横にあるのはおまけでついてきたステッカーです。
本物はこれです。
陽だロ皮の黒い部分の先っぽがLightningコネクタに刺さる部分で、長方形の部分が充電機になります。
本体はとても薄く、
このようにケースに入れて使います。
ハードケースではダメなようですが、ソフトケースだと大丈夫だというようなFAQがこちらに掲載されていました。
コネクタ部分がとても薄くて、本当に刺さるのか心配でしたが、特に問題ありませんでした。
ただし、何度も抜き差しするようだと、コネクタの首のところが弱いので、刺しにくくなります。
これでワイヤレス充電できる!とワクワクしてこちらの充電台に乗せました。Nexus 5やNexus 7、Lumia 1520で使っているものです。
ところがiPhoneは全く無反応。
初期不良かと思いましたが、ためしにこちらのNokiaの充電台に載せてみました。
すると、見事にiPhoneが反応してくれました。
Qiの充電パッドにも色々と感度の違いがあるようです。
当然、このiQiを使っている間は、Lightningケーブルは繋げないわけで、同期は無線LAN経由で行うことになります。
もうひとつ困ったことは、以前書いた激しくiPhoneを揺らさないと鳴り止まない目覚まし。これを使っているときは、ずっと充電状態にしておき、画面を下に伏せておくことで使っていたのですが、これができなくなります。
やむを得ず今は、通常のアラームとUP24のバイブで起きています。
一晩くらい充電しなくともそれほどバッテリは減らないので、起きたらすぐに充電パッドに乗せれば、出勤する頃には100%になります。
ちなみにこのiQiですが、Appleの認証を受けていません。時々、「このアクセサリは使えません」というメッセージが表示されることがありますが、特に問題ありません。
iPhoneでワイヤレス充電したい方は、検討してみてもいいのではないでしょうか。