日本のLogicoolから、iPad Air用にiPad Air専⽤二つ折り保護カバー&スタンド付キーボードが発売されることになっています。
「ロジクール ウルトラスリム キーボードカバー」(型番TF715)、「ロジクール ウルトラスリム キーボード フォリオ」(型番TF725)、「ロジクール ファブリックスキン キーボード フォリオ」(型番TF925)の全3機種で、それぞれ10,800円(税込)、11,800円(税込)、14,800円(税込)の予定です。
この製品が気になっていたので、ずっとウォッチしていたのだが、いまだに発売される気配がないので、個人輸入してみました。
買ったのは「ロジクール ファブリックスキン キーボード フォリオ」。Amazon.comでふつうに注文して、日本の届け先に送ってくれた。転送業者がいるかと思っていましたが、この製品は日本への発送ができるようです。
で、到着したのがこちら。
箱を裏返すと、
箱のふたのところがマグネットになっており、特に封印シールなどはなかった。開けてみると、
こんな感じ。ケース本体とケースを充電するためのUSBケーブル、ケースの下に説明書が入っています。
カバーの材質は撥水性が高く、多少の汚れも落ちやすいとのことですが、シリコンチックな手触りは好みが分かれるのではないかと思います。
私は純正革ケースを使っていたのですが、純正ケースの手触りは好きなのですが、こちらのほうは正直なところ好みではないです。
キーボードの部分はこんな感じ。
「ファブリック」という名前がついているので、Surfaceのタッチカバーのような素材をイメージしていたんですが、全然違いました。やはりシリコンでできているようです。
薄さを見てもらうために、立ててみました。
キーの部分の厚みがほとんどないことがわかるかと思います。
キーボードと反対側のカバーになる部分についている部品が、iPadを固定するところになります。ですので、純正ケースのように全体をはめ込むのではなく、本体をこの部品の部分だけで支えることになります。
なぜこのようになっているかというと、こんな風に使うためです。
iPadを寝かせて使うために、iPadの上部分のみを固定し、下半分をフリーにしてあるわけです。
キーボードとして利用するときには、こんな感じで立たせています。
実際にはこんな感じになります。
キーボードの一番上の列のすぐ上にマグネットが仕込んであり、iPadはそれとくっつくようになっています。
横から見ると、こんな感じです。
とくにキーボードにスイッチらしきものはないのですが、箱から取り出すと、キーボードの右上が青くちかちか光っています。ペアリングしろと言うことですね。
で、iPadの設定画面でペアリングさせると、キーボードが利用できるようになります。
キータッチですが、この薄さの割にはけっこういい感じに打つことができます。
エディタでいろいろと入力してみましたが、タッチタイピングも問題なくできますし、英語⇔日本語の切り替えもコマンド+スペースで簡単です。
キーには、ホームボタンや音量調節なども割り当てられているので、機能的に使えます。
AキーがCaps Lockを兼ねているので、ちょっと変則的な配列で、ホームポジションも本体中心より少し左よりにはなります。
ケースを閉じると、純正ケースと同じくマグネットによりiPadはスリープとなります。ケースを開けると目を覚まします。
大きな欠点としては、やはり重量。440gあるので、せっかく軽量になったAirが重量級になってしまいます。Airが469gなので900g超え。最近のノートPCだと、もっと軽いのがありますよね。
ずっと装着して使うと言うより、必要に応じて使う、というようにした方がいいかもしれません。
ちなみに、Amazonでの評価はこちらの商品は☆4.5。
ちゃんとしたキーのついたキーボードの製品だと、こちらの方が軽いのに☆3つ。レビューの中には、「この製品は買うな」と書かれているものもあります。カバーを閉じたときのスリープ動作に難があるようです。
ちょっとお高いですが、キーボード付きのケースを検討している方は、この製品をおすすめします。
ただし、実物に触ってから買った方がいいですよ。触った感触がちょっと微妙なので。