さっそく個人輸入したPogoplugを設置してみました。
設置といっても、PogoplugとルータをLANケーブルで接続し、外付けハードディスクをUSBに接続するだけです。
あとはPogoplugのホームページに行って、アクティベーションするだけ。
10分もかかりません。
ただし、設置完了後問題が。
USBポートに接続したはずのHDDが認識されていません。画面には、「なにも接続されていないよ」というような内容の英語のメッセージが表示されています。
ここで、どこかのブログに書いてあった「HDDのフォーマットに注意」というのを思い出しました。いったんHDDを抜いてMacにつなぎ、「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットし直しました。
再度HDDをPogoplugに接続すると、今度はあっさり認識され利用可能となりました。
あとは、my.pogoplug.comにアクセスして、登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
するとこんな画面になります。
この画面をキャプチャしたのは、少しファイルを転送したあとなのでフォルダが一つ表示されていますが、最初はもちろんなにも表示されていません。
接続されたHDDの名前は、HDDメーカの名前になるのか、私の場合は「SAMSUNG」と表示されていました(そうか、このHDDはSAMSUNGのヤツが入っていたのか)。
この画面からファイルを転送することもできるのですが、Pogoplugに接続したHDDをローカルディスクとしてマウントさせるためのアプリケーションがあります。これをダウンロードしてきてインストールすれば、ディスクがMacのFinder上に現れるので、通常のディスクと同じ感覚でファイルのコピーなどが行えます。
このアプリケーションにはもう一つ機能があって、指定したフォルダを自動的にPogoplugに接続したHDDに同期してくれます。これはActive Copyと呼ばれているもので、Webからも設定できます。これは簡単にいうとフォルダの同期機能です。たとえば「ピクチャ」フォルダに対してこの機能を有効にすると、新しい写真が保存されると自動でPogoplugに接続されたHDDの指定フォルダに転送されます。
この機能を使って、Pogoplugに接続したHDDにMusicフォルダを同期させようとしたのですが、私のミュージックフォルダ内のiTunesフォルダだけで540GBもあり、今回接続した500GBのHDDには収まり切りません。
そこで試しにPictureフォルダを同期させてみました。
同期後、上記画面から「写真」をクリックすると、iPhoto Libraryの中の写真も含めて年月ごとのサムネイル表示がされます。
以上、Pogoplugの設定は本当に楽ちんでした。これなら誰でも簡単に「パーソナルクラウド」が構築できそうです。
あとは外出先からどう見えるかですが、それはまた改めて。