すでにあちこちのブログで扱われているとおり、iPhone、iPhone 3G、iPod touchの最新ファームを脱獄するためのツール、「PwnageTool」が公開されています。
私自身は、iPhoneについては安定運用をするつもりなので、よほどメリットがない限りiPhoneでの脱獄はしないつもりなのですが、iPhoneの登場で出番の少なくなったiPod Touchで試してみることにしました。
参考にした記事は、こちら。
この記事の手順に従って、必要なツールと最新ファームを用意します。この記事では、ファームの名前が「iPhone1,2_2.0_5A347_Restore.ipsw」となっていますが、iPod Touchで必要なのは「iPod1,1_2.0_5A347_Restore.ipsw」ですのでご注意を。
「iPhone1,2_2.0_5A347_Restore.ipsw」をすでに持っていても、iPod Touchを対象に指定した場合、「ファームがない」という状態になります。
手順は簡単。
「PwnageTool」の指示に従っていけば、あっさり脱獄できてしまいます。
つっかえやすいところとしては、DFU(Device Firmware Upgrade)モードに移行するところでしょうか。私がiPhoneで何回も行っている「リカバリ」と同じ手順です。
それと、単に「復元」ボタンをクリックするのではなく、オプションキーを押しながらクリックするところも要注意です。
成功すると、Cydiaのアイコンが現れます。これをタッチすると、標準でインストールされるアプリの中でいくつかアップデートされたものがあるよ、と教えてくれます。そのままアップデートすると、圧縮ファイルの展開のところで「ディスクスペースが足りない」というメッセージが出ましたが、無事に終了しました。
以前のバージョンでは、OS領域は300Mbyteでしたが、2.0では500Mbyteが標準となっているようです。
この標準容量は「PwnageTool」をエキスパートモードで使うと変更できます。
Cydiaは、以前のInstallerほど登録アプリはないようです。前のファーム上で使っていたアプリが動くかどうかは、まだ試していません。
最後にバージョン表示画面を載せておきます。
ちなみに曲数が777なのは狙ったわけではなく、このキャプチャを取って初めて気付きました。なんか良いことあるかな?