２ちゃんねるでiPod Touch関連スレを読んでいたら、「iPod touch -Tips & Hacks」というスレがとても盛り上がっているので、ざっと読んでみました。
iPod Touchにいろいろなアプリを入れることが可能になったらしいことはニュースで読んでいましたが、実際にやってみた人たちの話を読むと、だんだん自分でもやってみたくなってきました。
そこで挑戦。
このスレ全体をよく読むことは必須ですが、最近では日本語でiPod Touchのハッキングについてまとめてくれているサイトがいくつかあります。
代表的なところではhttp://ipodtouchhacks.jp/。タイトルそのまんまですね。
でも今回は、こちらのページを参考に作業を進めました。非常に丁寧に書かれているので、作業の難易度はあまり高くないと思います。ただし、「ターミナルって何？」って人や、UnixやLinuxをまったく触ったことがない、という人にとっては敷居が高いかも知れません。作業時間は１時間ほどです。
うまくいくとこんな感じになります。
アイコンが増えてます。NESってのは、ご存じの方も多いと思いますが、アイコンが可愛かったので入れてみました。ROMを持ってないので、使えないんですけどね(^^ゞ
Installerで、"Touch Calendar Fix"というのをインストールしてやると、iPod Touch上でスケジュールの編集ができるようになります。（右上の＋マーク）
こんな感じ。
Google Mapもこんな感じで見ることができます。
天気情報は、Yahoo.comから持ってきているようですが、東京も選択できます。設定画面では、華氏と摂氏が逆のような気もしますが...。
メモも入力できます。
まあ普段使うことはないとは思いますが、ターミナルも入れておきました。
こんな感じのスクリーンキャプチャも、"Erica’s Utilities"というのを入れると簡単につくることができます。
最初、この"Erica’s Utilities"をどうやって入れたらいいのかわからなかったのですが、２ちゃんねるによると、Installerでいれるとのこと。でもInstallerの画面を見ても、それらしきものはありません。
バージョンが古いのかとも思いましたが、最新のものを使っている。
検索してみたら、なんのことはない。Installerで"Community Sources"というパッケージをインストールしてやるだけでした。これを入れると、インストールできるアプリケーションがすごく増えます。システム領域はそんなに広くないらしいので、実際にインストールできるアプリケーションには限界があるようですが。
だけどこの手順をよく考えついた（というか発見した）なあと思います。最新ニュースでは、13歳の少年もハッキングに成功したらしいですが、末恐ろしいです。
最後に、この記事を見て挑戦してみようと思った方。あくまでも自己責任でやってください。なにもできないつるつるの板になってしまう可能性もあります。システムの脆弱性を利用したものなので、Appleとしてもこのまま放置しているとは思えません。おそらく次期アップデートで、この手法は使えなくなってしまうと思います。
非常に楽しいのは事実ですが、リスクも大きいことをわかっている方だけが挑戦してみてください。