昨日届いたiPod Touchですが、操作感はなかなかのものです。
以前、めざましテレビで紹介されたとき、子ども(7歳)も一緒に見ていたのですが、子どもにiPod Touchを見せたところ、特に教えなくても何となく操作ができていました。
本体にはたいしたマニュアルは付いていませんが、今までとはまったく違おう操作感でありながらも、マニュアルなしでもそこそこ使えるユーザーインターフェースを開発する、っていうのは、けっこうすごいことだと思います。
あからじめテスト用にiTunesストアでいくつか動画を買っていたのですが、それらは当然スムースに再生でき、画質もきれいです。ずいぶん前に買ったU2のVertigoは、もともと低い解像度用だったので、無理やり拡大しているようで少しが質は落ちますが、これは仕方がないところでしょう。
これくらい高画質で、簡単に再生できるとなれば、手持ちのDVDをリッピングして、観たいという方も増えてくるでしょう。私も、handbrakeというソフトを使って、変換テストをしてみたいと考えています。
メインの音楽再生ですが、16GBとという容量も、まあまあの線かなと思い始めています。
当初は、手持ちの80GBのデータからピックアップするのは難しいかと思っていたのですが、最近登録したデータで聞きそうなものを選んでみたら、けっこうこの範囲に収まってしまいました。
動画や、ビデオPodcastなども入れているので、意外にはいるな、という印象です。
今まで使っていたiPod60GBでは、動画も再生できるとはいうものの、画面が小さいため、あんまりその気にならなかったのですが、これなら動画データをいろいろと入れてみる気になります。
音楽データについても、CoverFlowでジャケットを見て楽しみたいので、ジャケットデータが入っていない曲については、AmazonやYahooミュージックなどでジャケットデータを探して、入れてみました。
ただし、再生の音質については、今までの60GBと比べて、少し落ちているような気もします。これは感覚的なものなので、実証はできませんが。
Wi-Fiでの接続については、ちょっと悩みました。設定方法自体はそんなに難しくないと思うのですが、暗号化キーを入力しても、最初は先に進みませんでした。仕方なしにいったんキャンセルし、「参加を確認」というところを切ったところ、突然接続がうまくいきました。この辺はマニュアルを見たいところですが、Appleのサイトで、iPod TouchのWi-Fi接続についてのトラブルシューティングを見ようとすると、英語のページに飛ばされてしまいます。
いったんつながってしまえば、Safariでのブラウズ、YouTubeの再生など、非常に快適です。
街中での無線LANアクセスポイントが、もっと充実してくれればいいのですが、私の立ち寄りそうなところには、あまりアクセスポイントがないので、外では使う機会はほとんどないかも知れません。
写真データの閲覧もしやすくなったので、いくつか入れてみましたが、正直なところ画質はあまりよくありません。
転送時に元データを圧縮しているようで、拡大表示させたときなど、なんとなくぼんやりした表示になってしまいます
この点は少しマイナスです。
元データのまま、圧縮せずに転送できる方法があればいいのですが、最近のデジカメは画素数が多く、データ量が大きいので、16GBという限られた容量のiPod Touchでは、やむを得ない選択だったのかも知れません。
いくつか欠点と呼べるほどではないにしろマイナス点もありますが、全体的には非常に満足できる製品です。
今まで40GB、iPod Mini、60GBと使ってきて、これが4台目のiPodですが、ずいぶん進化したなあ、と感じます。
いずれか、iPod TouchからTouchの文字が抜けて、どのiPodも同じようになっていくのかも知れませんね。