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iPhone X が届きました

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珍しく朝一に届いた

今までもApple Online Storeで購入してきたが、今朝起床した時の配送状況は「中継局に届きました」状態だったので、到着は夕方かなあと考えていたら、朝8時半にドアのベルが!

なんと朝一でiPhone XとAnkerのケースが一緒に届きました。

配送ルートの関係からか、時間指定してもその時間終了ギリギリで荷物が届くことが多かったので、嬉しい誤算です。

本体の大きさは8Plusuよりも小さいです。

左がXで、右が8Plusです。

本体の大きさは小さいけれど、画面サイズは大きい。

また液晶ではなく有機ELであることから発色は素晴らしいものがあります。

機種変更前にすること

今まで使っていたのが8 Plus。7 Plusからの変更がそれほど前ではないので、同じ手順で行こうと思ったのですが、8 Plusの方をうっかり11.2ベータにアップデートしていたので、これを11.1にダウングレードする必要があります。

11.2ベータが発表されたのがX発売直前だったので、いつものベータ紹介動画のYoutuberも「Xの発売が金曜日なのに、この時点で新しいバージョン出すのは奇妙だなあ。Xを待っている人はアップデートしないほうがいいよ」とは言っていたのですが、まさにその状態です。

午前中はダウングレードしながら朝食を食べ、ニュースで各地のストアに並んだ人の様子を見て、午後になってから機種変更作業を始めました。

私自身は、Lineも使わず、引き継ぎが必要なアプリはないため、Suicaのみ削除で作業スタート。

8Plusのバックアップを暗号化付きで取った後で、Xの初期設定。

細かいバージョンまではチェックし忘れたのですが、Xの初期バージョンが11.0.2か3。

これを11.1にした後で、直前に取った8Plusのバックアップで復元。

復元中は、X本体は結構熱くなります。一時的には、アチチ状態で持ってられんわというくらいに熱くなります。iPhone史上一番高熱になったのではないかとも感じるくらいです。

アプリの復元に時間が結構かかりましたが、途中でiPhoneも母艦のMacもハングしてしまう、という事態も生じました。

母艦の強制シャットダウンの後、無事に復旧を再開できましたが、後述する点も含めて、システムの安定性にちょっと疑問符がつく場面がしばしば。

iPhoneの復元が終わったら、今度はペアリングしていたApple Watchと再ペアリング。

これも時間がかかります。

全ての作業が終了したのは夕方になっていました。

iPhone X の操作性は?

今回はなぜか発売日直前に多くのYoutuberに端末が貸し出されたようで、雨後の筍のようにレビュー動画が上がっていました。

ちょっと興ざめでしたが、事前に操作方法を理解するという意味では良かったかもしれません。

Face IDは確かに考えていたよりも早くロックを解除してくれます。

今までのiPhoneではTouchIDでロック解除と同時にホーム画面が表示されていましたが、今度のFaceIDでは「ロック解除のみ」。

解除された時点で、本体一番したから上にスワイプさせてホーム画面が表示されます。

アプリを起動した状態で、同じく本体一番下の横線が表示されているところから上に諏訪イプすると、起動していたアプリが隠れて、またホーム画面が表示されます。

同じ動作で、上にスワイプさせる時、中途半端なところで指の動きを止めると、タスクスイッチャー画面になります。

完全に終了させたいアプリはここで上にスワイプしたくなるのですが(実際してしまった)、これではホーム画面に戻るだけです。

アイコンの位置を移動させる時のように(それより短い時間ですが)、タスクスイッチャー状態の時、消したいアプリの上で指をちょっと長めにタッチしていると、左上に紅い横棒が表示されるので、孫も段階で上にスワイプするか、その赤棒をタッチすることで、アプリを終了することができます。

画面右上から下にスワイプすると「コントロールセンター」が表示されます。今までと全く逆ですね。

バッテリの状態を%表示していた方(私もそう)、Xのスクリーン上部の切り掛け右側に%を表示する余裕はありません。設定画面でも「%を表示」という項目は無くなっています。

コントロールセンターを表示させると、そこに%表示が出てきます。

画面上部真ん中から下にスワイプで「通知」、画面左上から下にスワイプで「ウィジェット」となります。

本体の強制終了方法、いわゆるリセットは8と同じです。音量大をちょん、音量小をちょん、そしてサイドボタンを長押し。

スクリーンショットは、音量大を押しながらサイドボタン。

ApplePayの支払いは、サイドボタンダブルクリック。

サイドボタン長押しでSiri。

ということは、サイドボタンだけで電源オフにはできないということになるので、その時は音量小ボタンとサイドボタン長押し。

ちょっと悩んだのが、アイコンの移動、もしくはアプリの削除の時。

アイコンを長押しでブルブル状態になった後、移動や削除を行い元に戻す時にどうするのか。

これは本体下からのスワイプ。考えてみれば、どの状態であっても「下からのスワイプ」は「ホーム画面表示」なんですね。

感じた不具合

きちんと確認していませんが、上述のように復元時点で本体が非常に熱くなり、母艦も含めてハングアップ。母艦では音楽を流していたのですが、その音楽は鳴り続けていました。母艦の時計も止まっていたんですけどね。

またミュージックアプリで、Apple Musicからダウンロードする時に、ダウンロードするアルバムを開き「雲」アイコンをタップしてダウンロードを開始した後、同じアーティストの別のアルバムをダウンロードしようとして開くと、曲名のところにある「雲」はクルクル状態になっていないのに、一番上の「雲」になっているべきアイコンが「クルクル」。

音楽のダウンロード時に結構な確率でこのような画面を見ることになりました。

操作体系が今までのものと全く異なるにも関わらず、同じiOS内で処理しようとしているところで無理が出ているのかなあ、と感じています。

もちろん開発者登録しているので、機種ごとにダウンロードするiOSが異なることは知っていますが、ある意味「冒険的な端末」であると感じているので、多少の不具合はあっても仕方がないのかもしれません。

最初にiPhoneの時もそうでしたからね。

iPhone Xは万人向けか

普通に従来通りのアプリが使えればいいよ。

操作方法が変更になるのはちょっと勘弁。

実際にはそういう方がほとんどだと思います。

であれば、iPhone Xと同じチップを積んでいる8または8Plusに機種変更するというのが一番無難な選択ではないかと思います。

ベンチマークの結果からもXよりも8Plusの方が若干処理速度は早いようですし。

とにかく新し物好き、Appleが好きという方には楽しいと思いますが、あえてXと従来型の進化系8を同時に出したというのは、「マーケット調査」に近い「実験的」端末ではないかと感じます。

Apple的にはこれでうまくいけば来年以降の端末はXベース、評判が芳しくない時はXは独自の進化をするか、ディスコンにするか。

私のような素人開発者には楽しいガジェットですが、真の開発者の方からすると、画面サイズがさらに一つ加わることで、作業工程が増え面倒なことになると思います。

事実、ここ数日X対応のためという理由でアプリのアップデートが非常に多くなっています。

「下から上にスワイプでホーム画面」となると「Pokemon GO」を今でも続けている人はとてもやりづらくなるかもしれませんね。

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