iPad miniの発売日にWi-Fi版の64Gbモデルを購入したのですが、最初のうちはGalaxy Note IIのテザリングで使っていました。
ところがどうも使い勝手が悪い。
一つはGalaxy Note IIのテザリングをオンにしようとする手順がめんどくさいこと。何かアプリがあるのかも知れませんが、ワンタップでテザリングがオンになるわけではないので、毎回同じ手順をくり返すのが面倒でした。
あと、何が原因かわかりませんがパケ詰まりのような現象が頻発していたこと。
Reederを使っていて、おもしろそうな記事を展開して読もうとしても、なかなか表示されないことが多いのです。何度読ませようとしてもダメなので、結局取りあえずスターをつけておいて、帰宅してから読む、といった運用になってしまいました。
そんな使い方をしているとき、セルラー版がいよいよ発売されることを知り、LTEが使えるならそれがいちばん便利かも、と思うようになりました。iPhoneのテザリングがもうすぐ開始されるタイミングでもあったので、それを待ってもよかったのですが、iPadを使うときに別の機器も使わないといけない、ということ自体がストレスになっていました。
結局、セルラー版の発売日に16Gbモデルの値段を聞き、取りあえず予約。
発売日とはいっても、モノは全然なかったんですよね。入荷の見込みも無しという状態でしたが、3日くらい過ぎたところで入荷の連絡がありました。
いつものSBショップですが、そんな立地がいいわけでもないのに、iPhoneといいiPadといい、入荷がいつも早いのはたいしたものです。
メモリ容量が大幅に減ったこともあり、アプリも厳選せざるを得なくなったわけですが、よくよく考えると、普段の使い方はブラウザ、RSSリーダー、Twitter、Facebook、電子書籍くらいなもので、あれこれ入れておく必要はないんですよね。
いちばん容量を食うのは、自炊したPDFデータ。これも当面読みたいモノだけを厳選して入れ、読み終わったら他のデータと入れ替える運用にしました。毎日入れ替えるわけでもないので、あまり苦にもなりません。
結局、16GBという最小容量ながら、まだ半分も余っている状態。
実際にセルラー版を運用してみて、やはり単体でインターネットに接続できるのは大きなメリットです。さっと取り出して、カバーを開けばあとはブラウザを開くなり、RSSリーダーを開くなりするだけ。メールのチェックも簡単です。
取りあえずインターネットの巡回が終われば、i文庫などで自炊した本を読んだり、Kindleアプリで本を読んだり。
そう、Kindleで購入した本もLTEでiPad側に落とせるので、家で同期させておく必要がありません。
今は出かけるときにコートを着る時期ですが、コートのポケットにminiはすっぽり入ります。
ちょっと外出する際も、他の機器を持たず単体で持って行けるって、本当に楽です。
もちろん月々の通信費用は余計にかかりますが、これからiPad miniを買われる方には、Wi-Fi版ではなくセルラー版を是非おすすめします。