完全分離型のBluetoothイヤホンが各社から発売され、選択の余地が広がってきました。
発売されたばかりの ERATO Muse5 が届いたので、チェックして見ました。
こんな感じの箱になります。
箱の裏はこんな感じ。
開封すると、製品はこんな感じに収まっています。
各社の製品と同様に、イヤホン本体とそれを収納するケースです。
ケース自体を充電することができるので、ここに収納することでイヤホンを使っていない時に充電することができます。
マニュアルや保証書のほか、イヤーチップや充電用ケーブルが入っています。
マニュアルは多国語版ですが、日本語の記載もあります。
本体とケースを取り出したところ。
私が使っている the Dash や Sabra Elite Sport と比較して見ました。
ほぼ同じようなサイズだと思います。
ケースの大きさはどうでしょうか。
まずは The Dash との比較。
大きさはERATOの方が大きいですね。高さは The Dash が ERATO の1/3くらい。
Jabraとの比較ですが、
形は違えど、容積としては同じような印象です。
ケースは、ERATOのものは蓋をパカっと外す感じ。Jabraのものは宝石箱のように開閉します。
Dashのものは横にスライドさせます。
荷物を持った状態で利用しようとすると、Jabraのものは蓋が外れないので一見良さげに思えますが、Dashのように磁石で本体とケースがくっついていないので、片方をつけている間にもう片方が若干不安定です(ちょっと浮いた感じなので)。
ERATOのものは外した蓋をどう持つかによりますが。ケースにイヤホン本体を押し込むように収納するので、片方を装着している間に、もう片方が不安定、ということはないかと思います。
個人的には、Dashのケースはスライドして外れるのですが、外したケースが持ちやすいのと、イヤホン本体が磁石でくっついているので、不安定さを感じることなく装着でき、一番気に入っています。
ケースに本体を収納した状態での重量はどうでしょうか。
ERATOではこんな感じ。
Dashではこんな感じ。
Jabraはこんな感じ。
Dashは大きくて重いとの印象でしたが、Jabraがコンパクトに見えた割にERATOの方が軽いです。
イヤホン本体はどうでしょう。
まずはERATO。
9グラム。
では The Dash。
同じく9グラム。最後にJabra。
8グラム。ちょっと軽いけれど、ほとんど差はないと言ってもいいでしょう。
さて、操作性についてですが、ERATOの操作は若干複雑です。
また、Jabraと同じように耳に装着した状態で本体のボタンを押すことになります。
この製品の特徴として、3Dサラウンドというものがあるんですが、それをオンにしたり切り替えたりするには、音楽を停止した状態で、左側の本体にあるボタンを4回クリックしなければなりません。
耳に装着した状態で試してみたのですが、説明書に書かれているようなビープ音もなりませんし、単に音楽がスタートしたり止まったり。
仕方がないので、左側だけ耳から外して、4回クリックしましたが、それでもうまくいくときもあればうまくいかないときもある。
耳に装着した状態では、本体のボタンを押すと耳自体を押すことにもなりますが、これをダブルクリックではなく4回クリックって正直なところかなり難しいです。
ダブルクリックでSiriを起動、という動作も時々失敗します。
Jabraにもボタンをダブルクリック、という動作があるのですが、Jabraの場合は押すボタンが本体にちょっと飛び出た部分なので、耳全体を押すような感じにはならないのです(多少はありますが)。
ERATOの場合は、イヤホン本体の全体がボタンのようになっているので、耳自体を押すようになり、耳自体の柔らかさと相まって、とても操作しづらいのです。
やはりここは The Dash のスワイプとタップ、ダブルタップという操作方法が、最も自然です。先行商品なのに一番スマート。
音質は悪くありませんが、まだ聴き比べが不十分。
もう少し時間をかけてから、またレポートします。
ちなみに、ここ何日かはJabraばかり使っています。
操作性はDashに劣るものの、、耳にしっかり収まっている感じがいいのです。音漏れはしていないというところが気に入っています。