今日はあんまり面白いテレビもなかったので、先日買っておいた映画「DEJAVU」を観ました。
映画好きの友人と話しているとき、「バタフライエフェクト」という映画の話題が出たのですが、「それが結構面白かった」と話したところ、じゃあ「DEJAVU」も気に入ると思うよ、といわれ、気になっていた作品です。
簡単にあらすじを紹介すると、
フェリーで爆弾テロが起こり、それと関連してひとりの女性の殺人事件が起きていたことが判明する。
爆破事件の捜査の過程で、特殊な監視装置の存在を知らされた捜査官は、その装置を通じて真相に近づいていく。
そして、その装置を使って、すでに「殺されている」女性を救い、「起きてしまった」テロを防止することができるのか。
というものです。
途中まではシリアスな刑事ドラマという感じで展開していきますが、その監視装置というのが、私の印象では唐突に出てきます。しかも、とんでもない機能を持っています。そんなバカな、という思いで観ていましたが、話がうまくできていて、最後はけっこうハラハラさせられます。
捜査官役のデンゼルワシントンの演技もすばらしいので、途中の奇抜な装置の印象は、最後は薄くはなります。
結局は、タイムトラベルものの一種という感じですが、たしかに「バタフライエフェクト」が好きな人なら、けっこう楽しめると思います。
ハインラインの「夏への扉」とも通じるものがあるかも知れません。
「夏への扉」は、私が好きなSFのベスト5にはいる作品でもあり、この作品も見終わって、「また少し時間が経ったら、もう一度見てもいいな」と思いました。
PS3を買ったあとで購入した作品なので、Blu-rayで見ましたが、まあふつうのDVDでもいいかな、という感じです。
お薦めできる作品だとは思うので、お時間のある方はぜひご覧になってください。
次は、やはり友人からの推薦作「ジャケット」を見てみようと考えてます。