4月6日付のGigazinの記事「SSDをキャッシュにしてHDDをOSの再インストールなしで高速化できる「Crucial Adrenaline」レビュー」が気になったので、さっそく自分でも試してみました。
私のメインマシンはMacなのですが、やむを得ずWindowsPCを使わざるを得ないときがあります。ほとんどの場合、Parallel Desktop上の仮想環境で間に合ってしまうのですが、たまに専用マシンを起動しないといけないときもあります。
WindowsPCの方もなんだかんだとカスタマイズして、SSD導入には興味があったものの、再インストールが億劫で試していませんでした。
MacをSSD化しているので、Windowsの方もSSDでブートするとさぞかし早いんだろうと考えていましたが、ちょうど良いタイミングでの記事でした。
売っているところがあまりないので、秋葉原まで出かけないとダメかなとも思いましたが、通販で比較的安く購入でき、なおかつ在庫ありになっているところを見つけることができました。
今日は日曜日で時間があったので、ようやく取り付けることができました。
まず商品の外観はこんな感じ。
この箱に二つの箱が入っています。
一つがこちら。
SSD本体と利用するソフトウェアのシリアルナンバーが書かれた紙が入っています。
もう一つはこちら。
取り付け金具、ネジ、電源ケーブルなどが入っています。
ちなみに説明書は入っていません。なのでGigazineさんの記事を参考に取り付けました。
ところが実際には簡単にはいきません。
私のWindowsPCは3.5インチベイにあらかじめSATAケーブルや電源が接続されており、ドライブを買ってきてそのまま全面から差し込めばすぐに利用できるようになっています。
これが災いしました。
専用金具にSSDを取り付けてスロットに差し込むと、奥まできっちり嵌まりません。すでに差し込まれているHDDを取り出して比較したところ、SATAケーブルや電源ケーブルの差し込み口が微妙にずれています。
いろいろと試しましたがズレを解消することはできず、やむなくSSDを金具に止めることなく直刺しで使うことにしました。
刺さってしまえばあとはどうにでも成るもので、Gigazineさんの記事どおりにソフトウェアをインストールし、無事にキャッシュ専用SSDとして活用できるようになりました。
最初の起動時はまだなにもキャッシュされていないため、起動時間は変わりません。2度目以降の起動は明らかに速くなりました。特にストップウォッチで計ったわけでもなく、ベンチマークソフトで計ったわけでもありませんが、けっこう快適です。
具体的にどれくらい早くなるのかについては、上記のGigazineさんの記事に詳細が出ているので、そちらを参照してください。
でも1万円せずに快適な環境が構築できるのは大きいですね。
遅くなってきたマシンにSSDを導入して、覚悟を決めてクリーンインストールというのが一番なんでしょうが、一日がかりの大仕事になってしまいます。
Windowsメインの方は、いろいろとインストールしたアプリやツールがたくさんあって、OSのクリーンインストールなんてとんでもない、という場合もあるんでしょうが、こういう商品で高速化できるのはいいですね。