今年の夏休み旅行は「猿ヶ京温泉」。
私は初めてだったのですが、こぢんまりとした温泉地でのんびりと過ごすことができました。
ちょうどお盆前の混み始める前だったせいもあり、そんなにお客もいなくて、温泉もゆったり入ることもできました。
あまり近くには見るべきものもありませんが、近くに「月夜野びーどろパーク」というガラス工芸の工場があります。
ここではガラス工芸をつくっている現場を見学することもできますし、お金を払えばコップなどを体験作成することもできます。
子どもには少し難しいので、私たち夫婦二人は焼酎を飲むのに最適な大きさのコップ造りに挑戦してみました。
熱くなったガラスの玉が垂れないように棒をまわしながら息を吹き込み、だんだん大きくしていきます。ある程度大きくなったところで、また熱して行くのですが、大きくなると垂れやすくなるので、より難しくなっていきます。
コップとは言っても、いきなりコップ型になるわけではなく、いったん長細い球体を造り、先をカットしてから、カットした先の方を熱して、大きな和ばさみのような器具で口のところを広げていきます。
最後にコップの底になるところをバーナーで熱して、平らな鉄板でギューッと押して、完成。
完成品は十分に冷えてから宅配便で自宅に送り届けてくれます。
子どもにはコップの絵付けとサンドブラスト。
絵付けは、その名の通り好きなコップを選んで絵を描いていきます。
絵ができあがったら、係の人に渡すと高温で処理してくれます。これで絵は簡単には落ちなくなります。
これは子ども自身が使うコップです。
サンドブラストというのは、細かな砂をガラスの表面に吹き付けることでガラスを曇ガラスにすることです。曇りガラスにしたくない部分にシールを貼っていきます。
途中経過がこれ。
この赤いところが、あとで透明になって残り、それ以外の部分が曇りガラスになるというわけです。
砂を吹き付ける役目は私。
最初は吹きつけムラができてしまいましたが、コツがつかめるとあとは簡単。結構きれいなコップができました。
こっちはじいじいの誕生日プレゼント用です。
最後に、ここを出てから「月夜野庭 銀の月」というところでとんかつを食べに行きました。
お店の雰囲気もとてもよく、何よりも料理がとってもおいしかったです。
子どもはお子様ランチプレートでしたが、おいしい、カツのおかわりができないのか、と大絶賛。
私たち夫婦は、月のコースを選択しましたが、どれもおいしく、今度また来よう、と言う意見で一致。
途中何カ所かで雨にも降られましたが、まあ気楽な旅行を楽しめました。
みんポスさんにお借りしたカメラも調子よかったですよ。