最近は、公私ともに忙しく、あまり読書時間がとれなくなっています。
毎日30分は読書をしようとは考えているのですが、気がつくと深夜1時になっていたりして、只でさえ寝不足状態が続いています。
そんな中、ちょっとした合間に読んでいた本がこれです。
働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術 (講談社+α新書) 野村 雅道
タイトルだけ見ると、「楽して金儲け」みたいな感じに見えますが、内容はいたって堅実です。
タイトルどおり「FX(外国為替保証金取引)」を使って、安定的に収入を得よう、というものなのですが、為替差益をねらって、一攫千金というものではありません。金利が高い国の通貨を買って、その金利を収入源とするものです。
FXには一頃、「怖い」というイメージがあったようですが、ここに書かれていることを読むと、最近は法整備もすすみ、悪徳業者が一掃されたこともあり、安心して取引ができるようになってきているようです。
また、FXでは高いレバレッジを利かせて、儲けを大きくすることもできますが、大損する可能性もあるため、この本では2~3倍程度のレバレッジでの取引を勧めています。
「外貨」というと、「外貨預金」がはやったときもありましたが、FXでは外貨預金よりも高い金利が得られ、取引手数料も安いため、今後の投資方法としては非常に有望であると感じます。
私は株もやったことがありますが、株はちょっとした出来事で株価が大きく動くことがあること、取引銘柄が多く分析するのにも時間と手間がかかりすぎること、取引時間が仕事時間と重なっているため、臨機応変の対応がしづらいことなど、デメリットが多すぎました。
FXだと、取引する通貨がある程度限られること(手を広げようとすれば広げられますが、たいていはドル、ポンド、ユーロ、ニュージーランドドル、オーストラリアドルなど、せいぜい10種類程度が対象となるでしょう)、取引金額が大きいため、意図的な価格操作が現実的に不可能で、取引の透明性が高いこと、24時間マーケットが開いているので、平日夜間、祝日など、普通の会社員でも取引しやすいことなどのメリットがあります。
日本の金利は、ゼロ金利政策が見直されたいまになっても、依然低いままであり、金利の高い国への投資はまだまだ有効かと思います。
これからも勉強を続けながら、なるべく早めにFXにもチャレンジしようかと考えています。