今日、8月7日から2泊3日の予定で、立山黒部アルペンルートの旅に来ています。
夏休みの家族旅行というわけです。
このルートを通ったのは、かれこれ30年ほど前のこと。まだ子どもだったので、所々しか記憶に残っていませんが、とても良いところ、というイメージが残っていました。
毎年ディズニーランドに泊まりで行くのが恒例となっていましたが、せっかくの夏休みに思い出となるところに行きたい、というわけでこのコースを選択しました。
コースはおきまりのもの。
まず長野の大町温泉に宿泊し、翌日に黒四ダムを経由して、立山に行き、宇奈月温泉に抜けるというものです。
今日は、信濃大町までの移動だったので、とくに疲れることもなかろうと考えていたのですが、新宿からの列車出発時に、三鷹付近で線路内に人が立ち入ったとのことで出発時間が遅れ、さらに前を走る列車内で急病人が出たとのことでさらに遅れ、途中でスピードを上げて少しでも遅れを取り戻すのかと思いきや、途中から単線になったため、ほとんど各駅停車状態。
結局、1時間以上遅れて、信濃大町に到着しました。ちょっとこのへんでぐったり。
でも遅い昼食を食べようと向かったところが、大当たり。
場所は「わちがい」というお店です。立派なホームページもあり、ガイドブックにも載っているそうです。
たいてい観光地でガイドブックに載っている店というと、観光客向けの擦れたお店という印象があったのですが、このお店はとっても雰囲気が良く、落ち着けるお店でした。昔の民家をそのまま活用したということで、いくつかの部屋に分かれているため、ほかのお客さんの食べている姿が見えると言うことがありません(部屋によりますが)。
冷房は入っていませんが、風通しも良く、とても心地よい空間でした。
肝心の食事も、「納豆の酵素を用いて練り上げた」おざんざと黒豚丼を注文したのですが、どちらもとてもおいしくいただけました。
このお店はオススメできるところです。もう一度行ってみたいと思わせるお店でした。
その後旅館に移動。
大町温泉郷というバス停の周りに何軒もの旅館がありますが、今回泊まったところは、少し外れたところにある1軒宿。
大きすぎず、かといって民宿ほどこぢんまりしているわけでもなく、いい雰囲気のところでした。食事もおいしく、また子どもにクワガタムシをくれたりと、子どもにとってもとても楽しく過ごせる旅館です。温泉の温度が高くて、ゆったり入れなかったのが唯一のマイナスポイントかな。
明日はいよいよメインのアルペンルートです。移動ばっかりなので、子どもにはちょっとつらいかも。