昔、バックパッカーだったころ、インドや中国、韓国などに、放浪の旅に出たものですが、その中でも特に中国はよく出かけた国でした。
まだ1元が120円くらいだった頃、ということはまだ外貨兌換券というものが存在した頃に、約3週間ひとりで中国全土をうろうろしたことから始まり、その後5〜6回は訪れていると思います。始めていったときは、まだ人民服の人を多く見かけましたが、年々その姿は減っていき、どんどんおしゃれな装いに包まれた女性を多く見かけるようになっていきました。
別の機会にやはり3週間かけて、ウルムチやトルファンに行ったときは、列車で3泊4日を過ごすなど、得難い経験をしてきたものです。
ところが、ここ数年、中国は明らかな反日主義を掲げ、スポーツでのマナーも最悪、デモで大使館の設備を壊しても謝罪もしない、平気で日本の領事館に警官が踏み込んでくる(これは日本の対応もまずかったですけどね)など、いろいろな事件があり、そしてつい最近の毒ギョウザ事件。
明らかに中国側の問題であるにもかかわらず、中国国内では日本の責任であるかのように報道されていると聞きます。
まったく私自身の中国に対する信頼感は、ゼロに近づいたと言えるでしょう。
さらに、ここ数日のチベット騒乱。いったい何が起きているのか、まったく不明ですが、この「不明である」ということこそ、中国の情報統制の実態をよく表していると思います。
ここの記事によると、衛星でとらえた映像からは、中国での報道とは大きく食い違う、500人以上の死者が出ている可能性すらあります。
このような国でオリンピックを開催する資格などあるのでしょうか。まさにナチスが開催したベルリンオリンピックを彷彿とさせます。
同じように感じている方。こんなTシャツを見つけました。
五輪のマークが手錠になっている、なかなか目を惹くデザインです。
お値段は$30。さっそく注文したところ、送料は$9のようです。果たして日本まで送ってくれるのか(国境なき記者団だから大丈夫だとは思いますが)、いつ頃になるのか、不明ですが、円高なのでいいかなと思って注文しちゃいました。
「ちょっとタイトに作ってあるので、いつもの洋服より一つ大きめのサイズを注文してね」と書いてあるので、注文する方は気をつけてくださいね。