仕事帰りに、「ランボー 最後の戦場」を観てきました。
前の回が終了する少し前に劇場に着いたのですが、次回上映を待っている人はゼロ!
そのまま開場となりましたが、さすがに上演前には少し人が入り、全部で10人くらいになったでしょうか(^^;
あらすじとしては、タイの奥地でひっそりと暮らしているランボーの元に、アメリカの宗教団体のメンバーが「ミャンマーまで船で運んで欲しい」と依頼してくる。いったんは断ったものの、結局連れて行くことに。その後、彼らがミャンマーの軍事政権に捕らわれたことを知り、宗教団体が依頼した傭兵とともに、ミャンマーに潜入する...というものです。
でも、さすがはランボー。あらすじとか、そんなものはあまり関係ありません。
とにかく戦闘シーンが迫力満点。しかもリアル。
人間の体が吹っ飛ぶところを、今はあんなにリアルに映像ができるんですね。
戦闘のリアルな映像化と言えば、プライベートライアンの最初の20分くらいが有名ですが、ほとんどあのようなシーンが続く感じです。
若い傭兵が持っていた銃は、先日、ディスカバリーチャンネルの「フューチャーウェポン」で紹介されていた「2キロ先の敵を倒すことができる、超強力スナイパーライフル」だと思うのですが、それで撃たれるとすごいありさまです。
たしかに映画に登場するミャンマーの軍事政権の悪逆非道ぶりはすさまじいものがあります。迫害されているのは、少数民族のカレン族。
映画では、迫害されるカレン族も、迫害する側の軍人も、本物のカレン族が演じているそうです。そのカレン族の話しによると、実際にミャンマー軍は映画と同じようなことをやっているとのこと。
私は前にも書きましたが、3年くらい前にビルマに行ったことがあります。軍事政権の国と言うことで、どんなところか戦々恐々でしたが、実際に行ってみると、ラングーンの人たちはとても親切で、とても良い印象を持っています。
しばらくはサイクロンの被害の復旧に時間がかかると思うので、いつになるかはわかりませんが、また行ってみたい国でもあります。
話を映画に戻すと、何も考えずに見ることができる、という点で、まあ観て損はないというところでしょうか。
60を過ぎて、なおあの肉体を保っているのもスゴイと思います。
「最後の戦場」というのは日本で勝手につけたタイトルのようですが、ラストシーンを観ると、たしかにそんな印象も持ちます。
スタローン本人は続編に意欲満々、という話しも聞きますが。