箱から出してみた第一印象は「重い」。当初予想していたよりもずっしりと重みがあります。
今までの折りたたみ式キーボードの類は何種類も使ってきたので、この重さは意外な感じがしました。
でも実際にキーボードを開いてみて使っていると、この重さは造りがしっかりしているからだと感じるようになりました。
柔な感じはないです。
まずは折りたたんである状態。
なんかもう指紋べったりで汚く写ってしまいました。つまり表面は指紋がつきやすいと言うことでもあります。
画面を開くとこんな感じ。
キーボードの開き方が説明してあります。
左側真ん中辺にあるボタンを押すと、パカッって感じでキーボードが少し開きます。
これをそのまま開いていきます。
完全に開くと、カチッとなってキーボードが固定されます。ギシギシ感はなく、いい感じでかっちりしています。
スイッチを入れると、ちょっとした感動です。画面がきれい!
文字を打ってみると、とても見やすいフォントです。
上の画面に写ってる文章のとおり、キータッチも悪くなく、メモ専用機と謳っているだけのことはあります。
ただし、構造上キーボードがちょっと浮いた感じになるので、そのまま平べったい机の上で入力することを考えると、長時間の作業はつらくなるかも知れません。パームレストがあればだいぶ楽になるとは思いますが。
それから変換キーとなるスペースバーですが、ホームポジションに指をおいたとき、右手の親指のところまで届いていません。この短さのせいで、変換は左手親指で行うことが多くなると思われます。
メモ入力に特化している本機は、ほかにできることがないので、入力に専念できます。ノートパソコンの方がいろいろとできて便利なことは間違いないのですが、文章入力に専念したいときは逆にここまで割り切ったマシンを使う方がいいかも知れません。
値段は今さら調べてみると、27,000円ちょっと。
入力しかできない本機に、この値段は微妙ですね。もうちょっと足すと、UbuntuのインストールされたNetbookが買えてしまいますから。
たまたま私は安く買えたので、躊躇なく注文しちゃいましたが、今考えてみると20,000円を切っているようなら買ってもいいけど、それ以上だと微妙、ってところでしょうか。
いいマシンであることは確かです。