アメリカで大人気。USのiTunesストアでサントラも高順位。
そんなによくできた作品なのかと考え、期待度が高い状態で観に行きました。
客席はまばらで、なぜ高齢者が多いのが気になりましたが、ゆったりと観ることができました。
作品ですが、2008年に発表された小説が元になっているようですが、日本で1999年に発表された小説「バトルロワイヤル」そのまんまですね。
12の地区から選出された12歳から18歳の若者同士が殺し合い、最後に残った者が富を得る、というもの。
主人公はもともと弓矢の名手で、自分の妹が選出されたことから、身代わりとしてゲームへの讃歌を志願します。
実際のゲームが始まるまでが、結構長い。ちょっと退屈しますが、後半の場面で前半の設定が生かされる面もあるので、長いのも仕方がないかも知れません。
ゲームが始まっても、話はそんなに盛り上がりません。「バトルロワイヤル」の映画版の方がおもしろいかも知れないなと思ったくらい。
結局、結末もそんなに意外性のあるものではなく、途中で眠くなるようなことはありませんでしたが、全体的に「こんなものか」という印象です。
5点満点で評価するとすれば、せいぜい2点。
正直なところ期待外れの作品でした。
なんでこれがアメリカで受けたのか理解に苦しみます。
小説はシリーズ化され、3作目まででているようですが、映画も続編が作られるんでしょうか。