ちょっとした事故に遭い、怪我をしてしまったため、入院まではしていないものの、自宅療養中という事態になってしまいました。
体自体は元気なのですが、動けないので、録りためていたドラマ「新参者」を一気見してみました。
本の評判はとてもいいようで、私も持っているのですが、自炊したまままだ未読でした。
ドラマも3年くらい前のもので、たまたまケーブルテレビのTBSチャンネルでまとめて放送していたのを録っていました。
あらすじとしては、一人の女性が殺害され、この殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの加賀恭一郎という刑事。
疑わしい人物が毎回登場し、それをひとりひとり疑いを晴らしていき、最終回で犯人を突き止めるというもの。
毎回登場する容疑者が、なぜウソをつかなければいけなかったのか、それを加賀刑事が解明していきます。
原作本も同じような構成のようで、短編集なのですが、各短編が「犯人の解明」に向かって収束していきます。
加賀刑事を演じているのは、阿部寛。
なかなかいい味出しています。はまり役だと思います。
「テルマエ・ロマエ」も見ましたが、どんな役でもこなせるいい役者さんですね。
このドラマでも、「目」の演じ方がうまい。
黒木メイサ演じるタウン誌記者が「加賀さんにはウソは通用しないよ」という台詞どおり、相手がウソをつく場面の目の変化がすばらしい。
AmazonでのDVDレビューでも、非常にクオリティーが高いと評価されており、私もすっかり加賀刑事シリーズのファンになってしまいました。
一緒に録画した「赤い指」もおすすめできる作品だと思います。
こちらは日本橋暑に異動する前の話ですが、最後は泣けます。
こちらもAmazonでの評価は高いです。原作を読んだ人でも十分楽しめる作品とのことで、原作を読むのが楽しみです。
どちらもおすすめです。