GREEN FUNDINGで公募されていたWi-Fiルータ「Portal」が製品化され、我が家にも届きました。
こんな姿のものなんですが、大きさは約240mm(W) x 180mm (D) x 43mm (H)と考えていたものよりもちょっと大きめ。
うたい文句は、
Portal は、回線の混雑を避け、安定した高パフォーマンスの Wi-Fi を家庭の隅々まで届けることができる世界初の唯一のルーターです。
独自のスペクトラムターボチャージャー技術により、ほかのルーターと比較して 3 倍(日本では5倍)以上の無線電波へのアクセスを可能にし、特に都市部の家庭や集合住宅などの回線が混雑した状況で、パフォーマンスが著しく向上し、通信範囲も 拡大できます。
というもので、今までの製品よりも高速に使えるよ、というもの。
こういう箱に入って届きます。
これを開けると本体登場です。
本体の下には、簡単な設置の説明書とACアダプタ、LANケーブルが入っています。
説明書によると、モデムの電源を切ってから接続するようにと書かれていましたが、我が家の光ルータはひかり電話にも使っているので、ちょっと不安もあり電源オンののままPortalを接続。
本体上面の「Portal」のoの字がステータスLEDになっていて、当初は赤、Internetに無事に接続されると緑に表示されます。
緑になれば、あとは専用アプリによる設定です。
iOSであればApp Storeから「Portal」というアプリを落として来ます。
これを起動すると、アプリがルータを自動で探し、見つけたら周囲の状況の分析に入ります。
それが終わると、SSIDやパスワードの設定になります。
一通りアプリで設定を行えるんですが、すでに光モデムがルータとして機能している場合は「ブリッジ」として使いたいという方が多いかと思います。
その設定を行うには、ルータ自身にアクセスしてWebページ上で作業することになります。
設定直後だと、Potal LAN側の IPアドレスは192.168.8.1のはずなので、ここにアクセスし、ブリッジに切り替えて再起動。
再起動後に接続し直せば、いつも通りに使えるというわけです。
ちなみにブリッジにすると、USBポートにHDDを接続してもNASとしての利用は今の所できないようです(自分では未確認)。
気になる速度ですが、iPhoneで測定したところこのような結果になりました。
一番下に表示されているのは、今まで使っていたルータでの測定。
それ以外はPortalでの結果です。
下から二つ目の結果には、「おおっ」となりましたが、その後は特に「激速」という印象ではありません。
ちなみにiPad Pro 9.7で測定した結果がこちら。
ちょっとバラつきはありますが、早くなったような気がします。
ルータが設置されているのは2階。
1階で使っているApple TVと今まで使っていたルータの相性がちょっと悪くて、時々接続が切れてしまうことがあったのですが、今はまだテレビをカミさんに占領されているので、後で試してみます。
詳しくはこちらのページを見ていただきたいのですが、コストパフォーマンスはどうでしょうね。
今までのルータも取り外したわけではないので、速度や安定感を今後使っていく中で検証していこうと考えています。